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継母に殴られる少女、父親は見て見ぬふり「見捨てられた」涙する少女を救ったのは?<義姉トラブル>

  • 2026.7.10

主人公のはるかさんは夫と息子の3人家族。やさしい義父と少しクセのある義母と同居しています。
夫とともにケーキとパンのお店『かぐら』の2号店を経営しながら、充実した日々を送っていました。
ある日、赤ちゃんを連れた義姉が突然帰ってきて同居することに。義姉は、執拗にはるかさんを嫌って嫌がらせしてきました。しかし、その理由は義姉が高校生のころ、義父とはるかさんの母の不倫現場を目撃したためだったのです。

義父の不倫相手の娘の自分が、今でも義姉を苦しめ続けていることを知り、今後もお店で働いていいのか悩むはるかさん。しかし、同じお店で働くスタッフ・ふうかちゃんはその考えを真っ向から否定してくれました。

「私もはるかさんに出会ってなかったら義姉のようになってた」

はるかちゃんがそう話す理由は5年前、はるかさんとふうかちゃんが出会ったころにありました。

ふうかちゃんとの血のつながりがない継母は、実子である弟だけを可愛がり、ふうかちゃんに冷たく当たっていました。血がつながっている父親からも疎まれ、絶望だらけの毎日……そんな家庭環境にあったふうかちゃんは、はるかさんと過ごす時間が唯一の救いとなっていました。

実父と継母の夫婦仲が悪化していくなか、おなかを空かせた弟を見かねたふうかちゃんは……?

実の父親さえ、私を見捨てた…

はるかさんからもらったパンをゴミと呼び踏みつぶす継母が許せず、もみ合いの喧嘩になったふうかちゃん。

ふうかちゃんが首を絞められているのを横目に、その場を離れた実父……

助けてくれなかった実父に絶望し、はるかさんのもとへと逃げだしました。

「私は誰にも必要にされない、いらない子なんだ」

そう呟くふうかちゃんにはるかさん「それは違う」と伝え、彼女自身も父親から暴力を受けた経験があり、傷だらけで店に来たふうかちゃんが放っておけなかったことを話します。

◇ ◇ ◇

ふうかちゃんは、はるかさんと出会ったことで自分の存在価値を見出し、弟に対して憎しみの暴力をふるうこともなく、これまで生きてくることができたといいます。

幼いころに受けた傷は、その後の人生や人との関わり方に大きな影響を与えます。それでも、自分を認めてくれる存在との出会いが、憎しみや孤独にとらわれずに生きる支えになることもあります。誰かの人生を変えるのは特別なことではなく、「あなたは大切な存在だ」と伝わる温かな関わりなのかもしれません。

※「虐待かも?」と思ったら:児童虐待の通告は全ての国民に課せられた義務です。要保護児童を発見したら、速やかに通告してください。すぐに児童相談所に通告、相談ができる全国共通の番号は「189(いちはやく)」(児童相談所虐待対応ダイヤル)です。匿名で通告、相談もできます。通話料は無料です。


著者:マンガ家・イラストレーター あおば

ベビーカレンダー編集部

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