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ロシアの愛国教育を映す衝撃作 アカデミー賞受賞『プーチンの愛国教室』10.3公開&ビジュアル解禁

  • 2026.7.6
映画『プーチンの愛国教室』日本版ビジュアル (C)2025 made in copenhagen Aps, Pink Productions s.r.o. width=
映画『プーチンの愛国教室』日本版ビジュアル (C)2025 made in copenhagen Aps, Pink Productions s.r.o.

ドキュメンタリー映画『Mr. Nobody Against Putin(原題)』が、邦題『プーチンの愛国教室』として、10月3日より全国順次公開されることが決定。あわせて、日本版ビジュアルと場面写真3点が解禁された。

【写真】機関銃を構える生徒を捉えた映画『プーチンの愛国教室』場面写真

本作は、ウクライナ侵攻後からロシアの教育現場で行われている愛国教育の全貌を暴き出すドキュメンタリー映画。本年度のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞するなど、世界中で大きな話題を呼んでいる衝撃作だ。

ロシア・ウラル山脈の麓にある小さな田舎町のカラバシュ初等・中等学校。パヴェル・タランキンは、母校でもあるこの学校で、イベントの企画や記録を行う撮影担当教員として勤務していた。子どもたちの何気ない日常や成長の瞬間をビデオカメラに収め、よき話し相手として彼らを支える自身の仕事を、タランキンは心から誇りに思っていた。しかし2022年2月、ロシアによるウクライナ侵攻が始まったことで、彼らの日常は一変する。

国家が市民を扇動し、急速に戦時下へと突き進んでいくなか、教育現場を侵食していく愛国プロパガンダの実態が、当事者の視点からかつてないほど鮮明に映し出されていく。タランキンはロシアの学校教育の現状を世界に告発するため、国外のアメリカ人ドキュメンタリー作家デヴィッド・ボレンスタインと共同で本作を極秘裏に制作。ロシア国内で数多くの戦争批判者が投獄され、厳しい監視体制が敷かれる極めて危険な状況のなか、約2年をかけて完成させた。

プーチン大統領の教育令により、“未来の兵士”を育てる愛国教育や同調圧力が進むなか、タランキンは学校はもとより、町そのものにも居づらさを感じるようになる。

解禁となった日本版ビジュアルが大きく捉えるのは、授業で機関銃の使い方を教わった幼い生徒が、銃口をこちらにまっすぐ向ける場面。戦争教育の危うさを強く意識させるものとなっている。サブコピーの「子どもたちが愛国プロパガンダに飲み込まれていく。僕は、その片棒を担ぐのか?」は、この場面を撮影したタランキンが本作で明かす苦悩の言葉をベースにしたものだ。

あわせて解禁となった場面写真では、自分に向けて機関銃を構える生徒を撮影するタランキンの様子や、それとはうって変わって彼が笑顔で教室を撮影している姿、オフィスで上級生たちと和気あいあいと話す様子が捉えられている。子どもたちをサポートできる自身の仕事に誇りを持ってきたタランキンは、学校や子どもたちを取り巻く環境が急速に変わっていくなかで何を思い、どんな決断をするのか。

映画『プーチンの愛国教室』は、10月3日より全国順次公開。

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