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友達に紹介する日を用意していた俺が、彼女を一番不安にさせていた理由

  • 2026.7.7
ハウコレ

計画を明かしたくなくて、彼女が報告の話を向けるたびに答えを濁していた俺。その時間がどれだけ彼女を不安にさせていたかに気づいたのは、すべてを打ち明けたあとでした。

彼女が、交際の報告メッセージを送信するのを俺はとっさに手を伸ばして止めていました。

ちゃんと伝えたかった

付き合って3カ月、紹介するならちゃんとした場でと決めていて、店まで押さえていたのです。彼女といるうちに、ただの恋人というより、これからを一緒に考えたい相手だと思うようになっていました。だからその瞬間を、適当には済ませたくなかった。

それを先に知られたくない一心で、とっさに「あとで、俺から話すよ」と言いました。本当の理由は、何ひとつ伝えないまま。元から、こういう説明が得意なほうではありません。

口をつぐんだ理由

そのあとの集まりでも、彼女が報告の話を向けるたびに、俺は話を変えました。今ばらしたら計画が台無しになる、そう思っていたのです。彼女の口数が減っていくのには気づいていました。

本当のことを話せばすぐに解ける誤解なのに、せっかく準備してきた時間を無駄にするのが惜しくて、なかなか言い出せませんでした。それでも、ある日ついに聞かれてしまいました。

「私たちのこと、隠したいの?」

違うと言いたかったのに、出てきたのは曖昧な返事だけでした。

とっておきが、傷をつけていた

迎えた誕生日の集まりで、俺は立ち上がって友達に言いました。

「紹介したい人がいるんだ。俺の彼女です」

拍手の中で隣を見ると、彼女は固い表情のままでした。席に戻って、小さな声で打ち明けました。

「本当は、ここで言いたかったんだ」

その瞬間に分かりました。とっておきにしていた時間ぶん、彼女をずっと1人にしていたのだと。一言、理由を伝えておけば、こんな顔をさせずに済んだのです。

そして...

あれから俺は、彼女に関わる予定をひとりで抱えるのをやめました。サプライズの完成度より、隣で一緒に決めていく時間のほうが、彼女には届くのだと分かったからです。

(20代男性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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