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責任放棄夫、部長が飲み会に誘ってきた真意を察し「オレが悪いみたいだ」といら立って<断れない夫>

  • 2026.7.7

キョウコさんは、仕事・家事・育児をこなす兼業主婦。夫のトモヤさんと、保育園に通う息子のヒロトくんの3人で暮らしています。
トモヤさんは当日の朝に飲み会があることを告げたり、近所の人に頼まれたゴミ当番をキョウコさんに丸投げする、いわゆる【断れない男】。勝手に引き受けてはキョウコさんに押し付けるので、困り果てていました。

キョウコさんから「自分が引き受けた仕事は自分でやって」と言われたトモヤさんは、ゴミ当番の最中に町会長・西園寺さんの娘・アミさんと知り合い、連絡先を交換します。

後日、トモヤさんは町会長に誘われたという飲み会へ行くと、そこで待っていたのは町会長ではなくアミさんだけ。その場の雰囲気に流され、関係を持ってしまいました。

“頼られるオレ”が好きなトモヤさんは、会社でも上司に頼まれた仕事を後輩の小寺さんに丸投げ。「できない」と言われても「経験が足りない!」と押し通します。休日出勤をさせてまで、仕事をさせようとしていました。

小寺さんが「体調が悪い」と伝えてきても「仕事に支障をきたさないように休んで」と言うだけ。自分ができる男だと本気で思っているトモヤさんは、部長から、その日の夜飲みに行かないかと誘われ二つ返事で応じます。すると……?

部長との飲み会で夫を待ち受けていたのは!

「君、結婚してたよね?」と部長に聞かれたトモヤさんは、妻がヒステリックで困ると愚痴をこぼします。

ところが、家族想いの部長にたしなめられると、すぐに家族を大事にしているかのように態度を一変させました。

「ところで、小寺くんの家も子どもが生まれたらしいね」
部長は表情を引き締め、トモヤさんに小寺さんの仕事量をどう考えているのか問いかけます。残業も休日出勤も増えている状況や、小寺さんが育休を申請していないことを不審に思った部長は、トモヤさんに探りを入れていたのです。

店を出たトモヤさんは、「小寺くんが仕事できないせいで、オレが悪いみたいだ」と不満をあらわにします。実は、小寺さんの育休申請を止めていたトモヤさん。後輩に仕事を転嫁し、自分は上司に良い顔をする……職場でも家庭でも、「責任放棄」しては周囲の人にその負担を強いていることに、トモヤさんはまったく気づかないのでした。

▼どれほど取り繕っても、責任を周囲に押し付ける姿勢は、いずれ見抜かれてしまうものです。一方で、小寺さんの異変や仕事量の偏りに気づいていた部長のように、周囲にはきちんと状況を見ている人もいます。

目先の評価ばかりを追い求め、自分の責任を他人に押し付け続けていると、その負担は誰かを苦しめるだけでなく、自らの信頼も失ってしまうでしょう。家庭でも職場でも、自分の役割や責任と誠実に向き合う姿勢こそが、信頼関係を築く土台になるのだと考えさせられます。


著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ

ベビーカレンダー編集部

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