1. トップ
  2. マンガ
  3. 後輩によく奢ってくれる気前のいい先輩と、いつもきっちり割り勘の先輩。本当についていくべき「いい先輩」はどっち?

後輩によく奢ってくれる気前のいい先輩と、いつもきっちり割り勘の先輩。本当についていくべき「いい先輩」はどっち?

  • 2026.7.5
andGIRL

読者の実体験をもとにした衝撃のエピソードを紹介!入社2年目の私が職場で出会った、全くタイプの異なる二人の先輩。気前よく奢ってくれる先輩に隠された、思わず耳を疑うような驚きの真実とは・・・?

入社2年目で出会った、よくご飯に連れて行ってくれる気前のいい先輩

私が入社2年目になったとき、職場によくご飯に連れて行ってくれる先輩がいました。その先輩はとても気前が良く、食事に行くたびに「ここは私が出すからいいよ」と全額奢ってくれていたのです。社会人になりたてで金銭的に余裕がなかった私にとって、美味しいご飯をご馳走してくれる先輩は、とても頼りがいのある素敵な存在に思えました。最初は「なんて優しい人なんだろう」と、心から感謝していたのです。

しかし、何度か食事に行くうちに、私はあることに気がつきました。先輩は奢ってくれる代わりに、食事のあいだ中ずっと会社の不満や上司の愚痴をこぼし続けていたのです。「あの人のやり方は間違っている」「もっと評価されるべきだ」と、ネガティブな言葉のオンパレードでした。美味しいはずの食事も、終わりの見えない愚痴を聞かされるせいで、いつしか私にとっては苦痛な時間へと変わっていったのです。

一切奢ってくれないけれど、常に対等に接してくれるもう一人の先輩

一方で、私の職場にはもう一人、よく気にかけてくれる別の先輩がいました。その先輩と食事に行くときは、きっちり一円単位で割り勘でした。最初は「少し冷たいのかな」と思ったこともありましたが、決して会社の愚痴を言うことはありませんでした。仕事の相談にも真剣に乗ってくれて、後輩の私に対しても常に対等な立場で接してくれたのです。割り勘だからこそ変な気を遣うこともなく、とても居心地が良く感じました。

対照的な二人の先輩を見て、私はあることに気がつきました。気前よく奢ってくれる先輩は、ただ自分の愚痴を聞いてくれる相手が欲しかっただけで、その対価として食事代を出していただけだったのです。奢ってもらうことで無意識のうちに作られていた上下関係に、私はすっかり疲弊していました。本当に信頼してついていくべきなのは、対等な関係を築いてくれる割り勘の先輩なのだと、深く悟った瞬間でした。

愚痴ばかり言っていた先輩の態度に起きた、突然すぎる劇的な変化

「いい先輩」の見分け方がわかった私は、次第に奢ってくれる先輩との食事を避けるようになりました。ところが、それからしばらく経ったあるとき、その先輩の態度に劇的な変化が起きたのです。いつも眉間に皺を寄せて不満ばかりこぼしていた先輩が、職場でニコニコと穏やかな表情を見せるようになりました。誰に対してもトゲトゲしかった態度がすっかり丸くなり、まるで別人のようになってしまったのです。

あまりの変化に驚いた私が、思い切って先輩に「最近何かあったんですか?」と尋ねたときのことです。すると先輩は、少し照れくさそうに休日の過ごし方を話し始めました。実は先輩にはプライベートで遊ぶ友人が全くおらず、休日は誰とも会話せずに過ごすほどの極度の寂しがり屋だったというのです。後輩に奢ってまで愚痴を聞かせていたのは、寂しさを紛らわせるための不器用すぎる行動だったことが判明しました。

寂しがり屋の先輩の日常を変えた、一匹の小さな保護猫との出会い

そして、先輩が急に明るくなった理由も明らかになりました。なんと、週末に譲渡会へ足を運び、一匹の保護猫を引き取って飼い始めたというのです。「家に帰ると猫が待っていてくれるから、毎日が楽しくて仕方ないの」と、スマートフォンに入った猫の写真を嬉しそうに見せてくれました。孤独だった先輩の日常は、小さな命との出会いによって、愛と温もりに満ちた充実したものへと大きく変わっていたのです。

猫を迎え入れてからの先輩は、見違えるように性格が明るくなりました。満たされた気持ちで日々を過ごしているためか、会社に対する不満や愚痴はピタッとなくなり、あれほど執着していた後輩への「奢り」も全くなくなったのです。今では、みんなで楽しく割り勘でランチに行き、猫の自慢話で盛り上がっています。まさか一匹の猫が職場の人間関係まで平和にしてくれるとは・・・なんとも不思議で心温まる結末でした。


いかがでしたか?表面的な行動だけでは、人の本当の心理はわからないものですね。先輩の不器用な寂しさが、猫という素敵な家族との出会いで解消されて本当に良かったです。皆さんの周りにも似た先輩はいませんか?

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

元記事で読む
の記事をもっとみる