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夫「お前の悩みって小さい」「また今度」にプツン。妻に『静かな変化』気づいた時は手遅れで夫、半泣き

  • 2026.7.4

これはママ友の綾さん(仮名)のエピソードです。綾さんの夫は仕事から帰ると、職場や上司への不満をよく口にしていました。共働きで家事や育児に追われる毎日。それでも綾さんは夫の話を聞いていました。しかし自分の悩みを話そうとすると「お前の悩みって小さいよね」と言われてしまい……

夫の話を聞き続けた日々

夫は仕事から帰ると、その日の出来事や上司への不満をよく話してきます。「今日さ、また上司に無茶振りされてさ」「本当に疲れるよな」そんな夫の話が始まると、夕食の準備をしながらでも、子どもの相手をしながらでも、私は手を止めて話を聞いていました。

話し終えるころには夫の気持ちも少し軽くなった様子で、私もこれが家族のかたちなのかなと思いながら、夫の話に耳を傾けていたのです。

心が折れた夫のひと言

ところが、私が仕事や子育ての悩みを話そうとすると、夫はあまり興味がなさそうでした。「今日疲れてるから」「また今度でいい?」と言われることも多く、そのたびに言葉を飲み込んでいたのです。

そんなある日、職場であった出来事を夫に話しました。すると夫は笑いながら「お前の悩みって小さいよね。俺なんてもっと大変だからさ」とひと言。

その瞬間、私の中で何かが切れてしまったような気がしました。その日はそれ以上、何も話す気になれませんでした。

沈黙の中で知った孤独

翌日から私は、必要最低限の業務連絡以外は夫に話しかけるのをやめました。夫が仕事の愚痴を話し始めても、それまでのように耳を傾けることはありません。「ご飯できてるよ」「お風呂沸かしたよ」そんな会話だけの日が続いていきました。

最初のうちは気にもしていない様子の夫。しかし、仕事で大きなトラブルを抱えた頃から様子が変わり始めました。帰宅しても「大変だったね」と声をかけられることもなく、何気ない雑談もありません。夫は少しずつ、私がどれだけ自分の話を受け止めていたのかを実感していったようでした。

失って気づいた支えの存在

そんな生活が1か月ほど続いたある日、夫の方から話しかけてきました。「俺はずっと、お前が話を聞いてくれることを当たり前だと思ってた」そして夫は「お前の話もいつもちゃんと聞いてなくてごめん」と続けたのです。

私は初めて、自分がずっと飲み込んできた気持ちを夫に伝えました。夫は黙ってその話を聞き、最後に「これからは俺もちゃんと話聞くから」と言ってくれました。

悩みに大きいも小さいもありません。誰かに話を聞いてもらえることの大切さに気づいてくれたようです。あの日以来、以前よりもお互いの話に耳を傾ける時間が増えました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:逢坂 ゆな
ライター業をしながら、実は現役の保育士でもある。その実体験を元にしたエピソードをSNS発信すると好評を得て、執筆者としても活躍するように。幼稚園教諭や歯科受付などの、多彩な職業も経験。読者からの共感の声やお悩み相談、体験談が届き、それらも元に執筆中。育児エピソードや義母・夫とのバトルなど、ママ世代から共感を呼ぶリアルな体験記事が人気。

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