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夏の暑さで植物を弱らせないために今できること3つ|地温を下げるグラウンドカバー・二重鉢・日陰づくり

  • 2026.7.3

夏の暑さで植物を弱らせないために今できること3つ|地温を下げるグラウンドカバー・二重鉢・日陰づくり

長雨や蒸れ、猛暑など植物にとっても厳しい季節がやってきます。せっかく育てた植物が元気をなくしてしまう前に、今できる準備を始めませんか? グリーンギャラリーガーデンズ堀田店長に夏の暑さを乗り切るアイディアを教えていただきました。

監修
堀田裕大さん

東京・八王子の園芸店「グリーンギャラリーガーデンズ」店長。草花などの仕入れも担当している。初心者でも簡単に作れる寄せ植えや、管理がラクな花苗選びの監修など園芸誌でも活躍中。

暑さ対策

アイディア① グラウンドカバーで地面の温度を下げる

夏の暑さ対策において、グラウンドカバー(地被植物)は「天然の断熱材」として効果を発揮します。植物は根から吸い上げた水分を葉から放出する「蒸散」を行いますが、この蒸散作用により打ち水をしたように冷やされて地面温度の上昇を抑え、土の乾燥を防ぐ効果も。また、植物の葉が重なり合って地面を覆うことで日光が直接地面に当たるのを防ぐことでも、温度上昇を抑えます。

「土の見えているところをなくす」のがポイント。グリーンギャラリーガーデンズでは、暑さに強く一年を通して葉を楽しめるタイムや、小花が楽しめるヒメイワダレソウ、ルブス、プミラなどが活躍。

グラウンドカバーで−20度!

コンクリートの地面は46.7℃なのに対し、グラウンドカバー部分は26.3度と−20度の差が。グラウンドカバーは砂利やコンクリートのような照り返しを減らすことができ、近くに置いた鉢植えの乾燥対策にも。

アイディア② 二重鉢で鉢内の温度上昇を抑える

真夏の直射日光が鉢に当たると、鉢内の温度はあっという間に上昇します。鉢を二重にして外側の鉢と内側の鉢の間に川砂などを入れることで空気の層をつくり、外からの熱が直接伝わるのを防ぐ「二重鉢」がおすすめです。外鉢は素焼きやテラコッタなど、水はけのよいものを選びましょう。とくにアルストロメリアやクリスマスローズなどの植物は暑さに弱く、根をあたためないことが大切です。

①川砂などを用意する

内鉢よりも一回り大きい鉢を用意。内鉢と外鉢の高さが同じになり、水はけがよくなるように、鉢底石を敷き、内鉢をセット。隙間に川砂などを入れていく。

②表面まで川砂などを詰める

表面まで内鉢と外鉢の隙間に川砂などを詰めたら完成。

アイディア③ パーゴラやパラソルで日陰をつくる

日当たりを好む植物も、真夏の強い直射日光は苦手なもの。日陰をつくる暑さ対策は植物はもちろん、庭作業をする側にとっても熱中症対策になり、庭作業の負担を減らします。グリーンカーテンとして見た目もおしゃれなパーゴラや、パラソルのほか、手軽に試せるすだれや遮光ネットを利用するのもおすすめです。

パーゴラ

風通しがよく、植物が葉から水分を蒸散する際に周囲の温度を下げる効果も。シンボルツリーとなるような暑さに強い大きめの木の鉢植えを置き、その陰に鉢物を移動させるのもおすすめ。

パラソル

ベランダでも取り入れやすいパラソル。UVカット加工がしてあるものなら、庭作業の際に紫外線を防げる。

SHOP DATA【グリーンギャラリーガーデンズ】

1300坪の敷地に花苗、植木、観葉植物をはじめ、世界中から取りそろえられた緑をすてきにコーディネートする植木鉢や雑貨などが並ぶ。産直の新鮮素材にこだわったマルシェやカフェも併設され、一日楽しめる。

住所 東京都八王子市松木15-3
Instagram @g.g.gardens
YouTube @グリーンギャラリーガーデンズ

撮影/柴田和宣 協力/グリーンギャラリーガーデンズ

※この記事は『園芸ガイド』2026年夏号の記事を、WEB用に再編集したものです。

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