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【藤原ヒロシ今月の1枚】BTS・Vのソロアルバム『Layover』推し曲は「Slow Dancing」と「Rainy Days」

  • 2026.7.2

DJ/プロデューサーとして80年代から音楽とストリートカルチャーを牽引してきた藤原ヒロシさん。連載「MUSIC for GLOW PEOPLE」では、毎月おすすめの1枚をお届けしています。今月の1枚はBTS・Vのソロアルバム『Layover』です。

MUSIC for GLOW PEOPLE〉今月のとっておきの一枚

『Layover』V

アートワーク=藤原ヒロシ

2023年にリリースされた、BTS・Vのファーストソロアルバム。リード曲「Slow Dancing」ほか全6曲収録されており、「Slow~」のピアノバージョンも。オルタナティブながらどこかノスタルジックな肌触りも魅力。

推し曲は「Slow Dancing」と「Rainy Days」

本誌読者にファンは多いと思いますが、今回はV(ヴィ)のソロアルバムです。この作品は、リリース当時に「Slow Dancing」を耳にしたのが最初です。それが良くて、アルバムを通して聴くうちにお気に入りとなりました。

NewJeansを手掛けたプロデューサーのミン・ヒジンとの共同制作で、いわゆるK-POPの華やかでアップテンポなイメージとは一線を画すスローでメロウなサウンドが鳴っています。

推し曲はやはり「Slow Dancing」。語りかけるような歌声が心地いい、アンビエント調のR&Bです。

ピアノの響きが印象的な「Rainy Days」も好きですね。アルバム全体を聴きながら、個人的にはUKのアーティスト、Blood Orangeの空気感をどことなく思い出したりもしました。

ミニマルな音が不思議な世界へ誘う BTS・Vのソロアルバム

僕がこのアルバムに魅力を感じるのは、音数が削ぎ落とされている点。ミニマルだからこそ音の粒がそれぞれ際立ち、聴いていると不思議な世界へ誘い込まれるような感覚がある。

ちなみに本連載の担当編集者は大のBTSファン。ライブがあれば世界中どこへでも飛んでいきたいらしく、彼らから元気をもらっているのだとか。Vの穏やかな音に浸りつつ、仕事に燃える編集さんの姿を想像するのも楽しいですね。

PROFILE ふじわらひろし
1964年三重県伊勢市生まれ。音楽プロデューサー。fragment design主宰。新曲『KOTOBA』、GLOWのMUSIC連載をまとめた書籍『MUSIC 100+20』が発売中。

fujiwarahiroshi_instagram

※GLOW2026年8月号より

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