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【韓国スナップ】今、おしゃれな人が着ている服は? ソウルのファッションディレクターが解説! 中編

  • 2026.7.2

韓国のリアルなファッショントレンドを知るなら、現地でファッションに携わる人に教えてもらうのがいちばん早いはず。そこで今回協力をお願いしたのは、ソウルを拠点に活動するファッションディレクターのアン・ドアさん。彼女が日々出会う人々を撮影し、そのスタイルの魅力や背景を自身の言葉で解説してくれました。

【プロフィール】アン・ドア

画像: 【韓国スナップ】今、おしゃれな人が着ている服は? ソウルのファッションディレクターが解説! 中編

アン・ドアさん(以下、ドアさん)
ソウルを拠点に活動するクリエイティブディレクター。ブランドのマーケティングやビジュアル企画、写真撮影、コンテンツディレクションなど幅広い分野で活動する。仕事を通して、人やブランドが持つ個性や空気感を見つめ続ける一方で、日常の中にふと現れる「その人らしさ」にも関心を寄せている。
ドアさんのInstagram:@doadoreyou

ドアさん
「今回紹介するのは、ヴィンテージアイテムを取り入れたスタイリングです。ヴィンテージは、必ずしも昔の装いを再現することではありません。これから紹介する2人にとっても、それは大げさに演出するものではなく、日常に自然と溶け込んでいるもの。同じヴィンテージというキーワードを共有しながら、一人は遊び心を込めて、もう一人は繊細な感覚で、自分らしいスタイルへと落とし込んでいます」

一着のベストが、ようやく居場所を見つけた

画像1: 一着のベストが、ようやく居場所を見つけた

名前:Halfie
HalfieさんのInstagram:@halfieof_me
今日のファッションテーマ:デイリー・カウガール

【プロフィール】
Halfieさんは、自身のことを「いろいろなことをしている人」だと表現します。モットーは「生きてさえいれば、なんだかんだ道を見つけることができる」。ファッションも同じように、一つの正解を追い求めるのではなく、手持ちのアイテムを自由に組み合わせながら、自分なりの着こなしを楽しんでいるそうです。普段は延南洞にあるヴィンテージショップ『Maboroshi』や『Boldlover』によく足を運び、最近はジャンルにとらわれないナチュラルなムードのスタイルに関心を寄せています。

【スタイル】
今日の主役は、ヴィンテージショップで見つけたお気に入りのベスト。一目惚れして購入したものの、長い間どう着こなせばいいのかわからず、クローゼットに眠っていたそうです。しかし今回は「デイリー・カウガール」というテーマを設定することで、そのアイテムが自然とスタイリングになじみました。眠っていた一着に、新たな居場所を見つけたような着こなしです。

【ドアさんの注目ポイント】
Halfieさんの着こなしは、見慣れた服を新しい目線で見つめ直すことから始まります。新しいものを次々と買い足すのではなく、手元にあったベストに別の役割を与え、自分らしく着こなしているのが印象的でした。ソウルで見かけるヴィンテージスタイルは、過去のファッションをそのまま再現するのではなく、今の暮らしに合わせて自然に取り入れていることが多いです。Halfieさんの「デイリー・カウガール」も、その楽しみ方をよく表していると思います。

画像2: 一着のベストが、ようやく居場所を見つけた

夏には軽やかにブラウンを重ねる

画像1: 夏には軽やかにブラウンを重ねる

名前:イ・ウンソ / chu
職業:美容専攻の大学生、フリーのヘアメイク、フィルムフォトグラファー
ウンソさんのInstagram:Hair & Makeup @kireiku_nare | Photo @kawaiku_nare
今日のファッションテーマ:ブラウンを軽やかにまとう、夏のヴィンテージ

【プロフィール】
美容を学びながら、フリーランスのヘアメイクアップアーティストとして活動するウンソさん。趣味で始めたフィルム写真も続けており、現在は7月に開催予定の個展に向けて準備を進めています。普段は文来洞(ムルレドン)をよく訪れるそう。小さな路地や隠れ家的なショップが点在する、お気に入りの街なのだとか。最近は作り込まれたスタイルよりも、日常に自然となじむ着こなしに惹かれているそうです。

【スタイル】
軽やかで夏らしい素材をベースに、ブラウンカラーやレースのディテールをプラス。紐とビーズで作られたネックレスが、装いにさりげないアクセントを添えています。肩の力が抜けたナチュラルなムードが印象的です。

【ドアさんの注目ポイント】
ウンソさんのスタイルは、一目で強い印象を与えるタイプではありません。でも、レースやネックレスなどの小さなポイントに目を向けると、その魅力が少しずつ見えてきます。光や質感のわずかな違いを丁寧に見つめる、彼女のフィルム写真への感覚が装いにも自然と表れているようでした。どこか演出されたヴィンテージではなく、日常の中に静かになじむヴィンテージスタイルが素敵です。

画像2: 夏には軽やかにブラウンを重ねる

ドアさん
「Halfieさんとウンソさんは、どちらもヴィンテージを取り入れていますが、その向き合い方は少し異なります。Halfieさんは、忘れられていた服に今という時間の中で新しい居場所を与える人。ウンソさんは、小さなディテールによって日常の空気を少しだけ変える人。ヴィンテージはスタイルというよりも、見慣れたものをもう一度見つめ直すための視点なのかもしれません」

最終回である次回は、また異なる視点でスタイルを表現する2人をご紹介します!

Curator & Photographer:Doa An
Senior Writer:Yuko.K

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