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【短期連載】プロ野球選手のこだわりアイテム教えます/隅田知一郎(埼玉西武ライオンズ):思い出のプレゼント編

  • 2026.6.29

埼玉西武ライオンズ所属の選手に、こだわりアイテムを聞く短期連載。今回からは思い出のプレゼント編として、選手たちがこれまでにもらったアイテムから、思い入れの強いものを紹介していく。その1回目は、ここまでチームトップの2完封勝利を含む6勝(6月21日時点)をマークし、チーム初の交流戦優勝にもお大きく貢献した隅田知一郎が登場。エースとしてチームを支える髙橋光成投手からプレゼントされたTシャツを紹介してくれた。

WBCでの経験は今後の成長の糧に

開幕前にはワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)に初出場。1次ラウンドのオーストラリア戦では、3イニングを投げリリーフとしては最多タイの奪三振をマークして勝利投手に。しかし準々決勝のベネズエラ戦では、手痛い一発を浴びる悔しさも味わった。そんな大会を振り返ってもらうと「大きな財産になった」という。中でも準々決勝のベネズエラ戦は、最も印象に残っていると語る。

「野球のレベルの違いを一番感じた試合でした。相手も絶対に日本を倒すんだという雰囲気をすごく感じた試合でもありました。自分たちがすごく研究されているという感じが強い中で投げたこともあり、すごく印象深い試合になりました」

WBC出場のため、通常とは違う調整を強いられるようになったことで、「急ピッチで状態を仕上げなければいけないところは難しかった」と本音も語る。しかし、「チームに戻ってからも、問題なくやれている部分はあるので状態はいいのかなと思います」とも教えてくれた。

プロ入り5年目を迎えるが、登板したゲーム内での修正力も向上し、ストレートの平均スピードもアップするなど成長中。成長の糧となっているのは、プロ2年目のシーズンだという。

「シーズンを通してローテーションを守れたのが自信につながりました。また、プロ入りから3年連続2ケタ勝利はできませんでしたが、勝ち負けについては自分でどうしようもできない部分もあるので、そこまで意識していませんでした。それよりも、防御率が年々よくなっていたのもよかったと思います」

指揮官を務める西口文也監督との、コミュニケーションも行っているという。「普段は優しい方ですが、野球に関しては妥協を許さず、厳しい。すごく親身になって頻繁に細かいアドバイスもいただけますし、投手としては、本当にうれしい限りです」

画像: WBCでの経験は今後の成長の糧に

とにかくデザインがかっこいい!

自身初の2ケタ勝利へ邁進する左腕が印象深いプレゼントとして持参してくれたのは、髙橋光成投手がプロデュースするアパレルブランド「DKⅢ(ディーケースリー)」と「KEBOZ」のコラボTシャツ。「もともとKEBOZの洋服が好きで自分でも買っていたんですけど、それを言ったらいただけたので、すごくうれしかったです。デザインもかっこいいものが多くて、僕の好みにぴったりなんです」

ショッピング好きで、持っている洋服のバリエーションも多いという隅田。その中でも自分好みのシンプルなデザインが多い「KEBOZ」は、一番のお気に入りだという。自分でも洋服をプロデュースするとしたらと聞くと、「まったくそんな考えはないですが、デザインするとしたらいろんな人に着てもらえるものにできればと思います」と話す。

画像: 髙橋光成からプレゼントされたTシャツがこちら。バックプリントもお気に入りだという。
髙橋光成からプレゼントされたTシャツがこちら。バックプリントもお気に入りだという。

チームは今季、交流戦で初優勝を飾り、6月21日終了時点でも首位と好調をキープしている。しかし、「ペナントレースが終わったときに1位にいなければ意味がない」と隅田は気を引き締める。だからこそ「自分たちは挑戦者だという意識を持ち続け、現状に一喜一憂することなく、他球団に向かっていきたいと思います」と意気込みを語った。

チーム7年ぶりのリーグ優勝へ、先発投手陣をけん引する一人として君臨する姿は、頼もしい限りだ。

取材・構成:松野友克(Baseball Times編集部)
画像:株式会社西武ライオンズ、共同通信社

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