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藤井夏恋さんがこよなく愛する一本は? おしゃれプロ3人のパワーウォッチを拝見!

  • 2026.6.29
Hearst Owned

皆はどんなタイミングで、どんな時計を手に入れているの? そんな実情をリサーチすべく、3人のエレ派に愛用する時計にまつわるエピソードや思いを語っていただきました。

藤井夏恋さん

CEDRIC DERADOURIAN

時計選びで見えてくる自分らしさ

3本目の時計、ブルガリの“セルペンティ”を手にしたときに、自分の“好きなもの”がクリアになったという藤井さん。ご自身がディレクターを務めるファッションブランドNEROLIにおいて、経営者としても携わることになった際に入手したといいます。

「これまで、自分が頑張ってきた物事の節目のタイミングで時計を手にしてきました。その過程で、自分がこうありたいと思う女性像を表したものが好きなことに気づいたんです。すでに持っている2本のカルティエの“パンテール”とこの時計に共通するのは、芯の強さを感じさせる、凛とした佇まいを象徴するものであるということ。周囲の声に惑わされず、自分をしっかりもっていたいと思う私にとって、非常にシンパシーを感じるモデルです」

日々身につける時計という存在は、自分らしさや、自分のポリシーを見つめ直すきっかけになっているようです。

CEDRIC DERADOURIAN

ときめきと共に手に入れるエンパワメントな輝き

“パンテール”のコンビモデルには、新婚旅行の際に手に入れた同じくカルティエの“ジュスト アン クル”のブレスレットや“クラッシュ ドゥ カルティエ”のリングをコーディネート。

「お店に行く前から下調べをして、悩んで、結局想定外の時計にひとめぼれしたり(笑)。“ご褒美買い”は思い切って投資をするようにしているので、コーディネートするジュエリーを同じタイミングで選ぶことも。煌めく品々に囲まれながら、その時その時の自分にとってパワーを与えてくれるアイテムと出合えることによる高揚感…。せわしない日々において、“好きなもの”に夢中になれるそれらの時間すべてがパワーを与えてくれて、モチベーションのアップにつながっていると思います」

CEDRIC DERADOURIAN

カルティエの名作時計“パンテール”。ご主人にも誕生日にプレゼントしたというくらいその魅力に夢中だとか! 「コンビの時計(写真・下)は私にとってのファーストウォッチ。夫に助言をもらって旅先のマカオで入手したことを、今でも覚えています。海外の方のように、大きなサイズの時計をつけている人を格好いいと思う半面、私自身の手首に合わせたときにしっくりくるのはケースのサイズが小さなモデル。1本目の時計を客観視した際、もうひと回り小さいモデルも似合うのではないかと思い、2本目はこのフルゴールドの“ミニ パンテール”(写真・右)に行き着きました」

藤井夏恋さん
PROFILE
2008年よりアーティスト・モデルとして活動を開始。2021年に、ディレクターを務めるファッションブランド「NEROLI」をローンチ。2023年にはスキンケアブランド「NEROLI LABO」を立ち上げ、好評を得ている。

伊藤沙弥さん

CEDRIC DERADOURIAN

思い出と共に引き継ぎたい一本

出産の記念として手に入れたというパテック フィリップの“ワールドタイム”。「ジュエリーもそうですが、時計はより“よいことがあった記念”として手に入れることが多いアイテムです。幸せな思い出と共に入手し、そこから新たな時を刻んでいくという一連の流れが好きです」

関西出身で華やかなファッションを得意とする伊藤さん。スタイリングについてお聞きすると「オリーブグリーンのカラーが、意外にも幅広いスタイルにマッチします。合わせることの多いヴァン クリーフ&アーペルの“フリヴォル”のリングなど、スイートなデザインとも好相性。またものづくりへの真摯な思いが伝わってくる美しさで、装いをクラスアップしてくれることはもちろん、その時その時を大切に過ごそうという気持ちが湧いてくるよさも」。

ご子息が大きくなったら、この時計を身につけて一緒に世界各地を旅して回りたいという、これからの夢や希望が多分に詰め込まれています。

CEDRIC DIRADOURIAN

コーディネートしたリングは、おばあさま、お母さまをへて伊藤さんへと受け継がれたブシュロンのもの。

「時計もジュエリーも、一番の魅力は次世代へと引き継いでいける点だと思います。第一子が男の子ということもあり、以前よりも時計に意識が向くようになりました。私の積み重ねた時間や記憶、思い出と共に継承できる日が、今から楽しみです」

伊藤沙弥さん
PROFILE
会社役員。1歳の男の子の母。北海道、東京、関西に拠点をもち、各地の特性を取り入れた感度とオリジナリティの高いファッションに注目が集まるエレ派代表。

清水小夜香さん

CEDRIC DERADOURIAN

共に成長し、いつしか真の相棒へ

美容サロンの経営から、サロンの講習や商材の企画販売、美容品の開発に、香水の輸入事業…。美にまつわるさまざまな会社の代表取締役社長である清水さん。家に帰れば妻であり、1児の母でもあります。

そんな多忙な清水さんの腕に輝くのは、カルティエの“タンク サントレ”。40歳の節目に購入したといいます。

「今よりも若い頃は、“角が立つ”といった言葉を気にして、丸型の時計を使っていたこともありました(笑)。ですが、自分が好きなのはやっぱり角型の時計だと思い、40歳の記念に思い切って購入。世界限定150本と希少で、当時は少し背伸びをしたものを選んだつもりでしたが、今となっては、毎日つけていることで安心する相棒のような存在に」

悩める30代を乗り越えて、自信がついた今の自分だからこそ身につけられる時計。「はやっているものよりも、私だから似合う!と思えるような時計に出合えたことを嬉しく思います」

CEDRIC DERADOURIAN

ブランドのディナークルーズでひとめぼれした“バロン ブルー ドゥ カルティエ”。風船のように丸みを帯びたデザインが特徴のコレクションですが、清水さんが選んだのは、スリムかつフラットな珍しいモデル。

「ダイヤモンドが配され華やかでありながら、腕になじむ薄さで、華美になりすぎないのが魅力。そのうえでケース径が40mmと存在感があるので、気合が必要な会議の場などにつけて行くことが多いですね」。

また対照的に小ぶりなケースの時計は“タンク アロンジェ”。ご結婚のお祝いとして手にされた時計は、おばあさま、お母さま、清水さんと、3代にわたって引き継がれたもの。

「繊細な美しさがあり、会食のような日に重宝。さらに娘へと引き継いでいきたいと思います」

清水小夜香さん
PROFILE
2005年に美容サロンを開業。2017年に日本人に向けたまつ毛パーマの新技術「パリジェンヌラッシュリフト」を開発。現在は目元事業、香り事業をグローバルに展開する。

Photos:CEDRIC DIRADOURIAN
Hair&Make-up:TOMO TAMURA[Perle Management]
Styling:HISAKO NAKAYAMA
25ans(ヴァンサンカン)5月号掲載(2026年3月27日発売)

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