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ノルウェー王太子妃の連れ子、「懲役4年では軽すぎ」と控訴される 強姦罪で有罪になっても検察側は不満

  • 2026.6.28
マリウス・ボルグ・ホイビー(Marius Borg Hoiby)、ホーコン王太子(Crown Prince Haakon of Norway) Nigel Waldron / Getty Images

ノルウェーの王太子妃メッテ=マリット王太子妃の連れ子で、ホーコン王太子に継子として育てられたマリウス・ボルグ・ホイビー。強姦罪を含む40の容疑で起訴されていたが、今月初めにオスロ地方裁判所は彼を有罪とし、懲役4年を言い渡した。また被害女性らへの賠償金として64万クローネ(約1,043万円)の支払いも求めた。判決が出た直後から、ホイビーはこの判決を不服とし控訴するつもりだと報じられていたが、正式に控訴したことが明らかになった。一方の検察側もこの量刑に不服。懲役4年以上の刑を求めて控訴したと、ノルウェーの新聞「Aftenposten」が報じている。

マリウス・ボルグ・ホイビー(Marius Borg Hoiby)、イングリッド・アレクサンドラ王女(Princess Ingrid Alexandra of Norway)、メッテ=マリット王太子妃(Crown Princess Mette-Marit of Norway)、ホーコン王太子(Crown Prince Haakon of Norway) Rune Hellestad / Getty Images

この裁判を担当する検事は声明を発表。「親密な関係における強姦や虐待に対する量刑の基準は、現在策定中だ。地方裁判所は検察側よりも量刑基準に基づいて判決を下した」とコメント。控訴裁判所には量刑基準を「再評価してほしい」と説明している。ちなみに検察はこれまでの裁判で懲役7年7か月を求刑していた。

この裁判はノルウェー国内でも大きな注目を集めている。検察が控訴したのは今後同じような、恋人や配偶者への暴行事件、強姦事件が起きた場合、今回の「懲役4年」が量刑の基準として使われるのを懸念した結果だと見られている。つまり他の暴行犯に対しても「懲役4年」やそれに近い刑期が適用される事態を防ぎたいということ。新聞「ガーディアン」によると、ノルウェーはジェンダーギャップが少ない国の1つではあるが、性犯罪は今も蔓延しているという。ホイビーの裁判に再び注目が集まっている。

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