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「今こそ再放送を!」「NHK様どうかお願い」放送後も続く“切実な訴え”「全国民みて」“歴代1位”の偉業を遂げた至高ドラマ

  • 2026.7.9
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

テレビドラマの中には、放送が終わってもなお語り継がれ、数字にも人の心にも確かな足あとを残す作品があります。今回は、そんな"功績を残したNHK"ドラマを5本セレクトしました。

本記事ではその第3弾として、当たり前とされてきたことに「はて?」と問いを投げかけ、自分の信じる正しさを貫いた主人公の姿が、多くの視聴者の胸を打った一作をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

  • 作品名(放送局):NHK連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合)
  • 放送時期:2024年4月1日〜2024年9月27日
  • 出演:伊藤沙莉(猪爪寅子 役)ほか

女性は、よき妻・よき母になることこそが本分――そう信じて疑われなかった時代がありました。そんななか、自分の力で生きていきたいと願う猪爪寅子(伊藤沙莉)は、「法律」と出会い、母の反対をよそに、弁護士への道を歩み始めます。

けれどそれは同時に、根強い差別や偏見と向き合い続ける日々の始まりでもありました。のちに寅子は、女性初の弁護士となり、裁判官にまでのぼりつめます。 彼女は志を同じくする仲間たちとともに、法曹として、そして一人の女性として、次々と立ちはだかる理不尽に声を上げながら、時代そのものに立ち向かっていくのでした。

令和の今こそ刺さる "リーガル朝ドラ"

『虎に翼』は、連続テレビ小説の第110作にあたるリーガルエンターテインメントです。主人公は、法律の世界へ踏み込んでいく猪爪寅子(伊藤沙莉)。日本で初めて女性弁護士となったひとりで、のちに裁判官、そして女性初の裁判所長となった故・三淵嘉子さんをモデルにしています。

脚本を手がけたのは吉田恵里香さん、主題歌には米津玄師さんの『さよーならまたいつか!』が起用されました。

物語を貫くのは、寅子の口ぐせ「はて?」です。女性が学ぶこと、働くこと、声を上げること――それらがことごとく阻まれた時代にあって、寅子は理不尽に出会うたび立ち止まり、「それはおかしいのでは」と問い返します。 

法廷でも、家庭でも、まっすぐに疑問をぶつけるその姿は、いまを生きる私たちの心に刺さりました。 SNSでも「"はて?"が口癖になった」「令和の今こそ胸に響く」「毎朝、寅子に救われた」「もやもやを言葉にしてくれた傑作」「寅ちゃんに惚れた」と、共感の声が続出。

おかしいことを、おかしいと言っていい――その当たり前を、まっすぐに教えてくれた一作です。

記録ずくめだった『虎に翼』の底力

本作がどれだけ愛されたかは、配信の数字を見れば一目瞭然です。 『虎に翼』はNHKプラスの全130回で、平均視聴UB(ユニークブラウザ)数44.9万を記録。これは2020年4月以降にNHKプラスで配信された連続テレビ小説のなかで最も高く、放送当日から見逃し7日間をあわせた数字として、2024年10月7日時点で朝ドラ史上最高の記録でした。最も見られた第92回にいたっては、66.2万UBに到達しています。配信だけではありません。NHKオンデマンドでも、放送期間中の総視聴数は歴代の朝ドラで最多を記録。

SNSには「毎朝の楽しみだった」「何度観たかわからない」「名シーン続出の神ドラマ」「朝ドラの中でも別格」といった熱量の高いコメントがずらり。

さらに、今なお「今こそ再放送を!」「NHK様どうかお願い」「こんな時代だからこそ全国民みて」という声も見られ、放送当時はもちろんのこと、放送後も寅子の物語が多くの視聴者を魅了し続けていることが伝わってきます。

異彩放った実力派がヒロインに抜てき

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ブルーリボン賞授賞式 森田望智(C)SANKEI

本作を語るうえで忘れられないのが、森田望智さんが演じた米谷花江(のちの猪爪花江)です。寅子の女学校時代からの親友で、やがて兄・直道と結ばれ、義理の姉となりました。

朗らかで家庭的な花江――けれど、その穏やかな日常を、戦争が引き裂きます。夫・直道を戦地で失うのです。

それでも花江は、悲しみを胸の奥にしまい込み、幼い子どもたちとともに猪爪家を支え続けました。明るさの奥ににじむ気丈さと、ときおり顔をのぞかせる痛み。森田さんは、そんな花江を自然体の演技で体現して魅せます。

SNSには「直道さんとの別れで号泣」「心惹かれた」「猪爪家の太陽」「花江の笑顔に救われた」と、花江への愛情があふれました。

そんな森田さんは、2027年度前期の連続テレビ小説『巡るスワン』で主演を務めます。演じるのは、生活安全課に勤める女性警察官。脇から物語を支えてきた実力派が、今度は自ら"朝ドラのヒロイン"として、朝の主役の座に立ちます。その日が、今から待ち遠しくてなりません。  

朝ドラで愛された名脇役が大河の主役に 

花江とともにもう一人、寅子の歩みを隣で支え続けたのが、仲野太賀さん演じる佐田優三です。 優三は猪爪家に暮らす書生で、やがて寅子の夫となる人物。前に出るのではなく、寅子の信じる道をそっと後押しする。その穏やかな優しさが、優三の魅力でした。

けれど戦争は、この夫婦にも影を落とします。召集令状を受け取った優三は、寅子と最後の別れを交わして出征。やがて届いた一通の死亡告知書が、その戦病死を伝えます。

優しかった優三の不在が、観る者の胸にも重くのしかかり、SNSには「何度観ても号泣」「優三ロスで立ち直れない」と、惜しむ声が続きました。

その仲野さんはいま、2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』で主演を務めています。演じるのは、天下人・豊臣秀吉の弟、豊臣秀長。

『虎に翼』は、理不尽に「はて?」と声を上げた寅子の物語であると同時に、その周りで懸命に生きた人々の強さや痛みをも、深く刻んだ作品でした。花江として、優三として物語を支えた二人が、それぞれ次の大きな舞台へと飛躍する――その姿もまた、この作品が残してくれた功績なのかもしれません。


※記事は執筆時点の情報です

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