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ロロ・ピアーナの新旗艦店が表参道にオープン。建築家、青木淳設計のファサードが新たなランドマークに

  • 2026.6.24
Courtesy of Loro Piana

ロロ・ピアーナが2026年10月、東京・表参道に新たな旗艦店をオープンする。同ブランドのために特別に設計、建設された建築の4フロアで展開する店舗は、日本を代表する建築家の青木淳氏がファサードを手がけ、メゾンの伝統とクラフツマンシップが融合した唯一無二の空間となる。

Courtesy of Loro Piana
Courtesy of Loro Piana

表参道店の最大の特徴は、建物全体を覆う美しいファサード。イタリアのトスカーナ地方で特別に制作された1,400枚以上のテラコッタタイルを使用し、まるで織物の縦糸のようにやわらかな曲線を連ねることで、ロロ・ピアーナの象徴である「極上のしなやかさ」を都市風景のなかに表現した。

Courtesy of Loro Piana

このテラコッタタイルは、複雑な工程を経て一つひとつ手仕事で作られており、粘土の練り上げから3週間の乾燥、そして2度にわたる焼成を経て完成する。7色の繊細な色合いは、鉱物粉末を精緻に調合する高度な専門知識の賜物。プロジェクトの開始からファサードの完成まで1年以上の歳月を要し、そのうち3カ月以上がこのタイルの制作に注がれたという。

Courtesy of Loro Piana

ファサードを手がけた青木淳氏は、そのデザイン意図を次のように語っている。

「ロロ・ピアーナ表参道店の新たな外装は、メゾンの象徴である『極上のしなやかさ』をそのまま都市の風景に解き放つように、イタリアで特別に焼成したテラコッタを柔らかな曲線状に連ねた、まるで織物の縦糸のようなファサードです。その自然素材のリズムがそっと緞帳のように開くと、そこにはロロ・ピアーナの上質な世界が静かに広がり、通りを歩く人の足を思わず止めさせます。カシミヤの手触りのように繊細でありながら、建築として力強く存在するこの外装は、メゾンが大切にしてきた『本物の素材が生む高揚感』を、これまでにないスケールで表現しています」

表参道に誕生する新たな旗艦店は、メゾンのクラフツマンシップと日本の美しい都市景観が交差する、新たなランドマークとなるに違いない。暑さの落ち着いた季節に、ぜひ足を運んでみて。

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