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パワースポットで「記念に」あることをしたら、真夜中に足音が。部屋に転がったものに「悲鳴をあげた」

  • 2026.6.21

今回は、近所に住む玲子さん(仮名)から聞いた不思議な体験談をご紹介します。友人と訪れた山奥のパワースポットで起きた出来事なのですが、最初は誰も深刻には考えていなかったそうです。しかし、ある小さな行動をきっかけに、次々と説明のつかない出来事が起こり始めました。

記念のつもりで持ち帰った小さな石

友人と一緒に、地元ではよく知られた山奥のパワースポットを訪れました。境内には小さな石がたくさん並べられていて、その近くには「持ち帰り禁止」と書かれた札が立っています。

ところが友人は、その石を見ながら「記念になるし、1つくらい大丈夫でしょう」と笑い、ポケットに入れてしまいました。私は少し気になりましたが、その場の雰囲気もあって強く止めることはできませんでした。何も起きないだろうと、そのときは本当にそう思っていたのです。

家の中で続いた不思議な出来事

ところが、帰宅して数日後から友人の様子がおかしくなりました。夜中になると、誰もいない廊下から足音が聞こえるというのです。最初は気のせいだと思っていたそうですが、ある日、家族まで同じ音を聞いたと話していました。

さらに不思議だったのは、持ち帰った石のことです。しまったはずの場所から移動していたり、気付くと別の部屋に転がっていたりしたそうです。もちろん誰かの勘違いかもしれません。

それでも友人は次第に不安になり、「石を持ち帰ってから何かがおかしい」と口にするようになりました。

夢に現れた白い着物の女性

その後、友人は原因の分からない体調不良にも悩まされるようになりました。私は心配になり、「一度、石を返しに行ってみない?」と提案しました。

すると神社へ向かう車の中で、友人が静かに話し始めたのです。「実は昨日の夢に、白い着物を着た女性が出てきたの」そして、その女性はただ一言、「返して」と告げたそうです。

友人の顔は冗談を言っているようには見えませんでした。私は少し背筋が寒くなりながらも、無事に石を返せればいいと思っていました。

神聖な場所への敬意を忘れないために

パワースポットへ到着すると、私たちは石を元の場所へ戻し、静かに手を合わせました。友人も「申し訳ありませんでした」と頭を下げていました。

すると不思議なことに、それまで重たく感じていた空気が少し和らいだように思えたのです。その後、友人の家で聞こえていた足音はなくなり、体調も徐々に落ち着いたそうです。

本当に石が原因だったのかは分かりません。偶然が重なっただけかもしれませんし、気持ちの問題だったのかもしれません。ただ、あの日の出来事を思い返すたびに感じることがあります。パワースポットは願い事をする場所であると同時に、敬意を払うべき神聖な場所でもあるのではないかということです。

今でも友人は「あの石だけは絶対に触らない」と話しています。私にとっても、軽い気持ちで神聖な場所のものを持ち帰ってはいけないと強く心に残った出来事でした。

【体験者:50代・主婦、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:佐藤 栄祠
大手メーカーの営業を経て、ライターに転身。会社員時代に培った経験と、組織の一員であるからこその“喜怒哀楽”をリアルに伝え、「誰かを癒したい」との思いが執筆の原動力。スピリチュアル関連情報にも精通しており、それらに傾倒する人の思いを描いたエピソードも好評。

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