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「選手からしたら本当にどうでもよいこと…」なでしこジャパン、白パンツを着用しなくなった背景、男子に合わせていた慣例を初変更

  • 2026.6.20

昨年末に発表された日本代表の新たなユニフォーム。

男子チームはユニフォーム・パンツ・ソックスが青白青という組み合わせだが、女子チームは全身青になった。

近年、女子サッカーでは白のパンツをめぐる問題が顕在化していて、イングランド女子代表やフランス女子代表も白パンツの着用をやめた。

そうしたなか、『NHK 首都圏情報 ネタドリ!』は、スポーツとジェンダーについて特集。

なでしこジャパンこと日本女子代表のキャプテンである長谷川唯は、白いパンツをめぐる問題についてこう語っていた。

「ロッカーで話すのは、スパッツを履いたりして、透けないようにしている人もいたので。

でも、もしそれが白じゃなかったら履かないけど、白だからスパッツを履くという選手もいたと思うので。普段と違うことをしなければいけないのは正直あったと思います。

(2024年パリ五輪ではアウェイユニフォームが全身白だったが、一部選手の下着が透けて見えるとSNS上で拡散された)

もちろん、いい気はしないと思いますし、選手からしたら本当にどうでもよいことでも、ああやって話題になってしまうのはストレスになるかなと。なんでこういう風になっちゃうんだろうなっていう感覚だったので…」

女子選手は月経もあるため、日本サッカー協会の山本りさチームマネージャーは「ちょうどその日(試合日)に生理がかぶってしまった選手とかからは、『今日、白なの…』という声は過去にもあった。選手の思いを考えると、もう1回あってはならない。できる改善はすべてやっていきたい、やらなくてはいけない。みんなが安心してサッカーと向き合える環境を作るのが大事」と話していた。

日本サッカー協会は、パリ五輪後にキットサプライヤーのadidasとともに透けない白のパンツを開発しようとしたものの、機能性を確保しつつ完全に透けないようにすることは困難と判明。

そのため、昨年11月に新ユニフォームが発表された際、男子に合わせていた女子チームのユニフォームについての慣例を初めて変更する大きな方針転換を決断した。

その結果、パンツの色を変更。白いアウェイユニフォームを着る際にもパンツはできる限り黒を着用することになった。

長谷川は「ひとつ問題が起きてからにはなってしまったと思うんですけど、配慮してもらえたところは一歩前進というか、自分たちのなかで問題視して改善していくのは環境の改善もそうですけど、いろんな面でそういうのは必要かなと思います」とも語っていた。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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