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【50代の京都旅】人気コスメブランド「OSAJI」が京町家に「お匙京都」をオープン&伏見さんぽ

  • 2026.6.23

こんにちは、奈良在住の編集者・ふなつあさこです。
 
この4月、『大人のおしゃれ手帖』世代にも人気のコスメブランド「OSAJI(オサジ)」が初となるグローバルコンセプトストア「お匙 京都」をオープン。しかもそのロケーションは、老舗酒造の酒蔵として使われていた京町家!
 
“醸す”をテーマに、酒を醸す蔵の記憶と養生の文化とOSAJIの美容理念が共鳴する空間で、ここでしか味わえないフードをいただくことができるほか、魅力的なアクティビティを体験することができます。
 
さらにその蔵のルーツである老舗酒造・キンシ正宗を訪ねて、伏見にも足をのばしました♪

「お匙 京都」で自分だけのお線香づくり

あのCMを見て育った方にはお分かりだと思うのですが、「そうだ」と訪れたくなるのが京都という街。大人になるにつれて、その楽しみ方は広がっていくばかりです。
 
とくにここ最近、旅行に“体験”を求める人が増えているそう。そんななか、京都御所にもほど近い丸太町エリアに、京都ならではの体験ができる注目の新スポットが今春オープンしました。
 
それが人気コスメブランド、OSAJIが手がける「お匙 京都」。ふわりと風に揺らぐのれんをくぐりました。

お目当ては、お線香づくりのワークショップ。kako(家香)OSAJI蔵前店では、ルームフレグランスなどが調香できますが、お線香をつくれるのは京都店だけです。
 
まずはベースとなる粉末状の香原料を4種のなかからひとつ選びます。
 
それぞれ個性のある香りを嗅ぎ比べながら、どんなコンセプトのお線香をつくろうか、ひとしきり悩みました。

トップとミドルの香りを、ブレンド香料からひとつずつ選び、一滴ずつ足しながら香りの配合を決めます。
 
あ、そうだ。私、いろいろ考えるより直感を信じたほうがいいタイプだった! と自分を取り戻し、「好き!」と思う香りを素直に選びました。

ベースの香原料にトップとミドルのブレンド香料を、乳鉢である程度混ぜたら、取り出してさらに練ります。パンやお菓子の生地を伸ばす要領です。ここでしっかり練るのが、仕上がりを左右するのだとか。
 
作業する間にも、ブワッといい香りが広がります。焚いたときはどうなるんだろう? と思いながら、こねこね。

練り上げた“お香のもと”を専用の機械にセットすると、ニョロニョロ〜っとお線香の形に!
 
両端をスクレーパーでカットしたら、30分ほど乾燥させて完成です。

持ち帰ったお線香を家で焚いてみました。落ちつきのあるなかにもはなやかさがあり、気分の上がる仕上がりに大満足です!

「お匙 京都」限定カフェメニュー&アイテムも要チェック!

お線香が乾燥するまでの間、店内奥のカフェスペースでひと休み。

京都産のお米と、敷地内で湧く名水「桃の井」で仕込んだ甘酒スムージーは、ベースを選んで好みの寒天やドライフルーツなどをトッピングできます。甘酒というとクセのあるイメージもありますが、こちらのスムージーは見た目よりずっとサッパリしていて、甘さも控えめ。とってもフルーティでした。

鎌倉の人気店「doyoubi」がレシピ監修した焼き菓子も用意されていて、私はしょっぱい系のマフィンをチョイス。結構食べ応えがありました。

中庭には、こんこんと湧き出る名水「桃の井」が! 土蔵や大きな樽に、酒蔵として使われていた頃の名残が伺えます。

ショップの一角には、OSAJIの販売スペースも。テスターも用意されています。

「面影」や「黄昏」といった情緒的な色名を冠した「ニュアンス アイシャドウ」など、メイクアップコスメも人気。

「モイスチャーベール Kyoto〈キョウト〉」(写真左)と、お茶の香りをイメージした「オードトワレ Kyoto〈キョウト〉」(写真右)は、京都店限定アイテム。おみやげにも喜ばれそう。

お匙 京都
京都市中京区堺町通二条上る亀屋町172

京都・伏見の老舗酒造「キンシ正宗」へ

「お匙 京都」はもともと酒蔵だった京町家をリノベーションしたショップですが、その地で江戸時代・天明元年(1781)に創業し、明治に入って伏見に移った老舗酒造・キンシ正宗の直売所にも足をのばしました。

キンシ正宗の酒蔵「新常磐蔵」で醸されているのは、主に日本酒。京都内外の料理店を中心に卸されているほか、百貨店などでも一部取り扱いがあるそうですが、ほぼすべての商品が取り揃えられているのは、こちらの直売所だけです。
 
この日はありませんでしたが、古酒など限定のお酒が販売されることもあるそう。なお、試飲はできません。

さすが老舗、こちらの敷地内にも名水「常磐井」が湧いています。
 
ちなみに、「お匙 京都」の右手奥には、キンシ正宗が手がける「京都町家麦酒醸造所」があり、こちらのクラフトビールには「桃の井」の水が使われています。

女性に人気のお酒を教えていただきました。

a.純米大吟醸「松屋久兵衛」
創醸者の名を冠した、キンシ正宗最高峰の純米大吟醸。精米歩合は35%。
b.金鵄(きんし)正宗 純米吟醸
京都の酒米「祝」を100%使用。クリーミーなやさしい香りと、キレのよい甘さが特徴。
c.金鵄正宗 純米酒 磨き60
やわらかな口当たりで米の甘みが広がる、燗酒から冷酒と色々楽しめる純米酒。
d.KIRAMEKI SPARKLING
清酒ベースのスパークリング。スッキリとキレのある味わい。
e.京都町家麦酒
来年で30周年を迎えるクラフトビール。左から深いコクを楽しめるスタウト「くろおす」、まろやかな味わいのアルト「まったり」、軽い飲み口のケルシュ「かるおす」。

個人的には、キンシ正宗のお酒は全体に、京都らしいやわらかな味わい、という印象。
お酒だけで飲んでももちろんおいしいとは思いますが、料理、とくに繊細な日本料理とのマリアージュを楽しむのにぴったりなのではないかと思います。

キンシ正宗 直売所
京都市伏見区紙子屋町554-1

伏見を訪れたら文具&雑貨好きはマストな「サブロ キョウト」

文具や雑貨が大好きな私。お気に入りのお店のひとつが吉祥寺にある「サブロ」です。その店主の地元である京都・伏見に「サブロ キョウト」があると聞いていたもののなかなか伺えずにいたのですが、念願叶ってそちらへも立ち寄りました。

店内には、所狭しとかわいい文具&雑貨が。サブロのセレクトのセンスが本当に好き……♡

ちょっとファニーなデザインと素朴な風合いが魅力の郷土玩具「伏見人形」(写真左の3体)がセレクトされていました。

私はずっと饅頭喰い人形を買おうかどうしようかと迷い続けています。

京都らしいデザインのアイテムも取り揃えられています。

値札シールをアレンジした、サブロオリジナルのラベルロールシール。京都店限定の柄、ワンポイントになるもの、ひと言添えられているもの、ちょっと書き込めるもの……どのデザインもかわいすぎて、迷いっぱなしでした。

耳にご利益のあるお薬師さまが祀られているご近所の大光寺さんの御守りも、サブロ キョウトのオリジナル。イラストを手がけたのは、堀道広さん!
 
もちろんちゃんとご祈願していただいていて、お寺では赤ver.が授与されているそう。音楽関係の方へのプレゼントにも喜ばれそうです。

ひと癖あるデザインのリーディンググラスなど、ちょっとシックで大人かわいいアイテムも。

店名は、京都店のすぐ近くの商店街で「村上文具」を営んでいた、店主のお祖父さまの名前に由来するそう。

吉祥寺店行ったことあるよ、という方も京都店にはまた違った魅力があるので、伏見を訪れた際にはぜひお立ち寄りを!

サブロ キョウト
京都市伏見区京町3-179-1 TKビル3F

※20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

この記事を書いた人

編集者
ふなつあさこ

ふなつあさこ

生まれも育ちも東京ながら、幼少の頃より関西(とくに奈良)に憧れ、奈良女子大学に進学。卒業後、宝島社にて編集職に就き『LOVE! 京都』はじめ関西ブランドのムックなどを手がける。2022年、結婚を機に奈良へ“Nターン”。現在はフリーランスの編集者として奈良と東京を行き来しながら働きつつ、ほんのり梵妻業もこなす日々。

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