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趣味のアクアリウム、夫「掃除くらいして」→「いいよ。代わりに」妻の『交換条件』に夫は青ざめ、完敗

  • 2026.6.19

夫の「熱帯魚を飼いたい」という熱意を信じて了承したゆきさん(仮名)。ところが時間が経つにつれ、趣味の管理が少しずつ妻任せになり始めます。思わぬ一言に対して返した言葉が、夫の意識を変えるきっかけになりました。

熱意たっぷりで始まった趣味

ある日、夫が「趣味が欲しい」「熱帯魚を飼いたい」と熱心に頼み込んできました。しかし当時の私は、仕事と家事・育児で毎日手一杯。これ以上自分の負担が増えるのは困ると考え、「私は魚の世話はしないよ。全部自分でやるならね」と念押ししたうえで了承。

夫は有名なアクアショップに通い、インスタで情報を集めながら、水槽や流木、水草にもこだわった理想のアクアリウムを完成させました。

少しずつ雑になっていく管理

完成当初の夫は毎日のように水槽を眺め、とても楽しそうでした。ところが半年ほど経つと状況は変化。掃除や水質管理がだんだん雑になっていきます。

私が見かねて声をかけても、「大丈夫、大丈夫」と取り合いません。最初はあれほど熱心だっただけに、その変化が気になりました。

耳を疑った夫のひと言

そんなある日、夫が水槽を見ながら「結構汚れてきてるね。掃除くらいしてくれてもよくない?」と言い出し、私は自分の耳を一瞬疑いました。そもそも熱帯魚を飼いたいと言ったのは夫自身であり、「私はノータッチ」という約束もしていました。

そこで私は冷静に、「いいよ。その代わり明日の長女のお弁当作りと予防接種の予約、それから週末の歯科検診もお願いね」と返しました。

見えない家事に気づいた瞬間

夫は「え?」と固まり、そのまま黙ってしまいました。私は水槽掃除が嫌だったわけではありません。ただ、夫の趣味なのに、いつの間にか私がやる前提になっていたことにモヤモヤしていたのです。

熱帯魚の世話は目に見えますが、子どもの予定管理や準備は目に見えません。それでも誰かがやらなければ回らない仕事です。「掃除してくれてもよくない?」という言葉を聞いた瞬間、私も普段どれだけのことを引き受けているか、一度考えてみてほしいと思ったのです。

その日以来、夫は少なくとも同じことを言わなくなりました。少しは伝わったのかな、と今では思っています。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2021年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:橘 りお
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。

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