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弁当100個を無断キャンセル!「大げさ(笑)」と笑う後輩⇒娘「おじちゃんって…」痛烈なひと言に赤っ恥

  • 2026.6.19

僕は映像制作会社で働いています。3歳の娘をシングルファザーとして育てていましたが、娘がイヤイヤ期に突入して困っていました。そんなとき、僕を救ってくれたのは近所のお弁当の女性店長・Aさんで……?

イヤイヤ期の娘…困る僕を助けてくれたのは

娘がイヤイヤ期に突入したころ、道端で泣き叫ぶ娘に途方に暮れていた僕を助けてくれたのが、近所にあるお弁当屋さんのAさんでした。

「かわいいお靴はいてるね。動物さんのお弁当見ていく?」とやさしく声をかけてくれたのです。そんな彼女が描く、お弁当屋さんのメニュー表のイラストに娘は夢中になりました。これ以来、僕が休日の際には必ず娘とお弁当屋さんに立ち寄るように。

ある日、お店へ行くと、若い男性客が「もっと安くならないの? ロケ弁なんだからサービスして」と高圧的な雰囲気で無理な要求をしているところに遭遇しました。よく見ると、男性客は僕の後輩にあたる、自社の若手スタッフで……。

僕は「お店の人を困らせるな、会社の看板を背負っている自覚を持て」と間に入り、その場を収めました。

お弁当をキャンセル!?

それから数週間後、お店を訪れるとAさんが青ざめた顔で立ちすくしていました。僕が事情を聞くと、「ロケ用のお弁当100個のご注文があったのですが…。時間を過ぎても誰も来なくて、電話もつながらず…」と説明してくれました。

震える手で見せられた予約表に書かれた字には、見覚えがありました。特徴的な殴り書きの字は、以前僕がお店で叱責した後輩の字に似ていました。「もしかして…」と思った僕は、すぐさま先輩プロデューサーに確認。すると、後輩が発注日を1週間間違えて手配していたことが発覚しました。自分のミスに気が付いた後輩は、スマホの電源を切ってお店からの電話に出ないようにしていたのです。

「本当に申し訳ありません! お弁当はうちの会社ですべて買い取ります!」
幸い、先輩プロデューサーの迅速な対応により、急きょ別のロケ現場会議用として会社ですべて買い取ることになり、お店の損害は免れました。

反省しない後輩に…娘のキツイひと言

数時間後、先輩プロデューサーが後輩を連れてお店へ謝罪にやってきました。先輩は、

「お前の無責任な行動で、このお店にどれだけの損害が出ると思ってるんだ!」と後輩に言いましたが……肝心の後輩は、まったく悪びれる様子がありませんでした。

「会社で全部買い取ったんだから……たかが弁当のキャンセルで大げさですよ(笑)」

呆れ果てるような言い訳に、先輩が再び言葉を発しようとしたそのとき。会話を聞いていたのか、少し離れたところでひとり遊びをしていた娘がふてぶてしい態度の後輩の前に立ち……。

「おじちゃんって…お姉ちゃんを困らせたいの? パパが人を困らせることをしちゃいけないって言ってたよ」と純粋無垢な声で言い放ちました。

その瞬間、その場にいた全員が凍り付きました。3歳の娘から指摘された後輩が顔を真っ赤にして黙り込む中、先輩は「自分がどれほど恥ずかしいことをしているかわかったか? 反省するまで、現場ではなく事務の作業をしてもらう」と後輩に伝えていました。

お弁当屋さんのそれから

お弁当キャンセルの出来事からしばらく経った、ある日のこと。僕は急な休日出勤を命じられたものの、保育園は休みでシッターも見つからず、困り果てていました。そこで、僕はお弁当屋さんに助けを求めました。

「急な仕事が入ってしまったんですが、預け先がなくて……。どこか良い預け先を知ってたりしますか?」

僕の話を聞いたAさんは、「それなら、2階の自宅スペースで私がお預かりしますよ! 今日は大口の注文もないし、いつもひとりで頑張っているんだから、こういうときは頼ってください!」

Aさんの言葉に、僕はとても救われました。それ以来、残業の日は厚意で娘を預かってもらうように。娘もすっかり彼女に懐いていて、本当の家族のように笑い合う2人の姿に心が満たされています。Aさんには何度も困ったときに助けてもらいました。今までひとりで頑張っていましたが、不測の事態には周囲に甘える勇気を持つことも大切だと知りました。助けてもらった分、僕も彼女が困っているときは力になりたいと思っています。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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