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断りもなく「寝室ひろーい」家を物色し「バッグちょうだい♡」弟の妻に会う度ストレス。私が下した決断は

  • 2026.6.13

親戚づきあいは、近すぎても遠すぎても難しいものです。家族だからこそ気を遣う場面や、「うまくやらなきゃ」「仲良くしなきゃ」と頑張りすぎてしまうこともありますよね。今回は、筆者の友人の体験談をお届けします。

画像: 断りもなく「寝室ひろーい」家を物色し「バッグちょうだい♡」弟の妻に会う度ストレス。私が下した決断は

第一印象は良かったけれど

弟が結婚相手として連れてきたA子さんのことを、私は最初「明るくて、人懐っこい子だなぁ」と思っていました。

ただ、何度か会ううちに、A子さんの“遠慮のなさ”が少しずつ気になるようになってきたのです。

挨拶もそこそこに「お義姉さんの旦那さんって年収いくらなんですか?」「住宅ローンあと何年ですか?」と、かなり踏み込んだ話を平気で聞いてきて、私が言葉を詰まらせると「身内なんだから隠さなくていいじゃないですか〜!」と笑い飛ばすA子さん。

弟の大切な人なのだから……と思っていましたが、仲良くできる自信が正直だんだんなくなっていきました。

会うたびに増すストレス

それからも、A子さんの遠慮のなさはどんどん増していきました。

弟と一緒に我が家に招いた際には、断りもなく寝室に入り、「わあ広ーい!」と言いながらクローゼットまで覗かれました。

キッチンでは冷凍庫を開け、「お義姉さんって、意外と冷凍食品使うタイプなんですね」と笑顔でひと言。

極め付けには、私のお気に入りのバッグを見て「このデザイン、お義姉さんには若すぎません? あんまり使ってないなら私にくださいよ〜」と当然のように要求してきたのです。

夫も「なんか、すごい子だね……」と唖然としていて、親戚として恥ずかしくてたまりませんでした。

もちろん、弟に何度か「A子さん、なんとかならないの?」と苦言を呈したこともあります。
しかし、弟はA子さんにかなり夢中で、何度も告白してやっとプロポーズを受けてもらったということもあり、強く言えないようでした。

大切なことに気づいた瞬間

彼女を選んだ弟や、毅然と言い返せない自分へのイライラの中で、ある日私はハッとしました。

私たちは、気が合って友達になったわけではありません。
ただ弟を通じて、急に“親戚”になっただけ。
だから、ここまで頑張る必要もないんだ、と。

「無理に仲良くならなくてもいい」と思えたら、気持ちがかなり楽になりました。
「友達」ではなく「弟の妻」として、最低限失礼にならないお付き合いをすればいいのだと気付いたのです。

心を守るための距離

心の距離を少し取ると、前より気持ちを乱されずに済むようになりました。

今では個人的な連絡は事務的に返し、親戚の集まりでも、失礼のない笑顔と世間話だけでやり過ごしています。

無理に好きになろうとせず、距離を保つことは決して諦めではありません。
適度な距離で心地よく付き合うための「大人の知恵」です。

正面からぶつかったり、取り返しがつかなくなるほど仲が悪くなるよりも、よっぽどいいと思います。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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