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「まさか心臓が悪いとは」引越し10日前の夫の病発覚→読者の命を救った奇跡の漫画【作者に聞く】

  • 2026.6.10
危ない夫の心臓1-1
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心臓に病気を抱えた夫の日常を描いた漫画「危ない夫の心臓」が反響を呼んでいる。かわいい画風で当時の心境や病状をわかりやすく伝え、同じ病を患う人からも多くの共感が寄せられている。作者のやよいかめさん(@yayoi_kame)に話を聞いた。

危ない夫の心臓1-2
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危ない夫の心臓1-3
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危ない夫の心臓1-4
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危ない夫の心臓1-5
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※本作は著者の闘病体験を描いたコミックエッセイです。紹介している病状や治療の経過には個人差があり、医学的な見解を代弁するものではありません。気がかりな症状がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。

「まさか心臓が悪いとは」引っ越し直前に発覚した夫の病

やよいかめさんは以前、自身のがん闘病記「鼻腔ガンになった話」を執筆していた。「子育て中で病院に行けない人が大きな病気を見落とすのを防ぎたい」という思いからだったが、その反響が新作を描くきっかけとなった。

「読者の数十人から『漫画をきっかけに受診したらガンだった』と報告があり、人の命を助けるお手伝いができるとわかりました。そこで夫のことも描いてみようと決意したんです」

夫の体調不良の原因は、心臓が不規則に収縮する「心房細動」だった。「まさか心臓が悪いとは思わなかったのでびっくりしました。夫の体も心配でしたが、10日後に引っ越しを控えていたので途方にくれました」と当時を振り返る。

「すぐに救急車を呼べた」読者の命を救った闘病漫画の力

連載開始から1カ月ほど経ったころ、驚くべきメッセージが届く。「『昨夜、母が旦那さんと同じ症状になり、漫画を読んでいたからこそすぐに救急車を呼べた』という反響をもらいました。役立ったとうれしく思い、わかりやすく漫画にすることがモチベーションになっています」

また、治療の苦しさを描いた話には、同じ病の経験者から「私も痛かった!」と共感の声が集まる。自身の経験を公開することについて、やよいかめさんは「誰かの命が助かるきっかけになるなら」と語る。頑固な理系の夫も公表には同意している。

夫婦で歩む未来、大変な経験を誰かのために

現在は、夫の体に負担をかけない範囲で旅行などを楽しんでいる。「遊園地の乗り物にほとんど乗れなくなってしまったので、一緒に楽しめないのがさみしいです」と本音もこぼす。

「危ない夫の心臓」は1日おきのペースで投稿予定だ。「フォロワーの反応や全体のストーリーを考えつつ、当時の思いを織り交ぜて描いています。完結時期は全くわかりません」

完結後は、読者から募集した「病気になったときに遭遇したすてきなお話」の漫画化を予定している。さらに、20年前から運営している陶芸ホームページの漫画化という新たな挑戦も視野に入れている。大変な経験を人のために発信し続ける、やよいかめさんの今後に注目したい。

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