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市川市動植物園でサル山の赤ちゃんが天国へ 悲しみを乗り越え「命と向き合いながら前に進む」園の決意

  • 2026.6.10
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群れ入りを目指して奮闘中のニホンザルのパンチくんで人気を呼んでいる、千葉県にある市川市動植物園。しかし、命を育む場所だからこそ、ときには悲しいお別れもあります。市川市動植物園の公式Xは6月10日、先日生まれたばかりのニホンザルの赤ちゃんが亡くなったことを報告しました。

懸命の手当て実らず…旅立った小さな命

報告によると、亡くなったのは6月7日(日)に生まれたばかりのニホンザルの赤ちゃんです。

公式Xより:「6/7(日)に生まれたニホンザルの1頭について、6/9(火)に衰弱しているのを発見し、手当てを行いましたが、残念ながら亡くなりました」

異変に気づいたスタッフによって懸命の手当てが行われたようですが、願いは届かず、短い生涯を閉じることとなりました。

サル山に溢れる「命のバトン」と市川市動植物園の決意

ニホンザルの赤ちゃんを襲った突然の悲劇。しかし、市川市動植物園のスタッフは、悲しみに暮れるだけでなく、今生きている命を守るために強く前を向いています。

公式Xより:「現在までに、サル山内では13頭の出産があり、うち9頭が元気に暮らしています。私たちは動物の命と向き合いながら前に進みます」

現在、市川市動植物園のサル山は出産ラッシュを迎えており、これまでに13頭の赤ちゃんが誕生しました。そのうちの9頭が、今も元気に成長しています。

短い生涯を終えた命の悲しみを胸に抱きながらも、残されたたくさんの新しい命を守り抜く―。小さな体で一生懸命に生きた赤ちゃんザルの冥福を祈るとともに、日々「命」の最前線で闘い続けるスタッフを、これからも温かく応援していきたいと思います。

ライターコメント

生き物を育てるということは、常にこうした「生と死」が隣り合わせであるという現実を実感させられます。手当ての甲斐なく亡くなってしまったことは本当に残念ですが、それ以上に「動物の命と向き合いながら前に進みます」という園の力強い言葉に、胸が熱くなりました。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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