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「金の先物」で6500万円溶かした経営者に森永康平氏「勝ちに行こうとしてレバレッジをかけた瞬間に、カウンターで倒された」「敗者のゲームが投資で勝てる」

  • 2026.6.8
【写真・画像】「金の先物」で6500万円溶かした経営者に森永康平氏「勝ちに行こうとしてレバレッジをかけた瞬間に、カウンターで倒された」「敗者のゲームが投資で勝てる」 1枚目
ABEMA TIMES

実績のある経営者が日本の課題に挑む全く新しい「実績重視」の提言トーク番組、ABEMA『For JAPAN シーズン4 #12』(6月5日配信)では「お金で失敗しない方法」について議論がなされた。

【映像】森永康平氏の手厳しいアドバイスの瞬間

株式会社JPE代表取締役の岡田富美一氏は、「投資で6500万円の損失を出した」とした上で、「お金という麻薬のようなものに侵されていて、まともな判断ができなかった。投資を始めたのは子どもが独立して余裕ができた頃で、株から始めたらうまく回っていった。頭の中がお金で占められ、『もっと早くもっと儲かるものはないかな』と行き着いたのが『金の先物』だった。その時は危ないと分かっておらず、最初は儲かったがある時パーンと損をした。気がついた時には損失が1000万円を超えていた。そうなると夜眠れなくなって心療内科に通った。その後は父の遺産を相続し、それで取り返そうとしたが結果を出せず最後はギブアップした」と当時の苦悩を語った。

番組MCの古舘伊知郎が「そこまで失敗したのに、今は会社を経営している。なぜ巻き返せたのか」と問いかけると、岡田氏は「運が良かったことに会社がめちゃくちゃ忙しくなった。仕事がどんどん増えて仕事をしなければいけなくなり、『金・金・金』が『仕事・仕事・仕事』というモードに変わった。死ぬほど働いたことで結果もついてきてポジションもどんどん上がっていった。そんな中で前の会社を辞めて、今の会社を起こした」と振り返った。

これを聞いた経済評論家の森永康平氏は「本当に教科書通りの失敗。アメリカの投資家チャールズ・エリスは『投資は敗者のゲーム』と言っている。反対の『勝者のゲーム』は格闘技で言うと『倒しに行く』戦い方で、大振りになる。すると、カウンターを合わせられて倒されてしまう可能性がある。敗者の戦い方は倒しに行くのではなく、なるべくポイントを取られないようにして、とにかくミスを減らすこと。それだけを考えて長く相場の世界に居続ける。この敗者のゲームのやり方が投資で勝てる方法だ。先ほどの岡田さんの話は逆で、勝ちに行こうとしてレバレッジをかけてKOを狙いに行った瞬間に、カウンターで倒されたということ」と分析した。

岡田氏は「残ったものを見つめ直した。当時売れなかった会社の持ち株や、積み立てていた年金保険、そして忙しすぎて使えなかった給料が残っていた。さらに、一生懸命仕事をしていた時に繋がった会社や、そこの社長さんとの人間関係。どれを見てもやっぱり、時間が味方してくれたものしか残っていない。だから、今は時間を味方につけて投資すると思っている」と自身の教訓を明かした。

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