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W杯8試合開催予定のスタジアムで従業員がストライキを準備!大会期間中の試合運営に影響か

  • 2026.6.8

2026年FIFAワールドカップの開催を目前に控える中、大会会場の一つで労使対立が表面化し、大会運営への影響が懸念されている。

アメリカ現地メディア『Los Angeles Times』は現地時間5日、アメリカ・カリフォルニア州のSoFiスタジアムで働く約2000人の飲食関連従業員を代表する労働組合「Unite Here Local 11」は6日、ストライキ権の行使を承認したと報じた。投票では96%が賛成に回ったという。

同スタジアムは、6月12日に行われるアメリカ代表対パラグアイ代表の大会開幕戦を含む計8試合の開催が予定されている。

組合側は、時給30ドル(約4700円)を超える水準への賃上げや、自動化や業務委託による雇用喪失への対策を要求。また、大会主催者であるFIFAが認証手続きのために求めている国籍や住所、社会保障番号、指紋などの個人情報収集についても懸念を示している。

一方、スタジアムの飲食サービスを運営するレジェンズ・グローバルは、組合側に対して賃金改善案を提示しており、合意は可能な範囲にあるとの見解を示した。さらに、仮にストライキが実施された場合でも、大会運営や来場者へのサービスに支障が出ないよう代替要員の確保を含む対応策を準備しているとしている。

労使交渉は引き続き行われる見通しだが、合意に至らなければ開幕戦当日に従業員がストライキを実施する可能性もある。大会本番を目前に控えた中、世界中の注目が集まる会場での交渉の行方が注目される。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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