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【40代・50代】頭痛薬に頼りがちな人へ!薬剤師が教える「セルフケア」4選

  • 2026.6.9

40代~50代は子どもの受験や親の介護など、頭を悩ませる問題が増える時期です。さらに、更年期による女性ホルモンの分泌量の変化や、それに伴う自律神経の乱れによって不調が重なることも。しかし、周りに頼られて「休めない!」と無理をしてしまう人は少なくありません。

「頭が痛くても頭痛薬を飲んで我慢すればいい」「頭痛薬が効かないけれど、休めない」このように、無理をして耐えていないでしょうか?

今回は、薬剤師の視点で「頭痛持ち」の人が試したいセルフケアを紹介します。

1. 終わらない頭痛…頭痛薬に頼って大丈夫?

頭痛が続き、頭痛薬を飲むのが慢性化すると脳が痛みに敏感になります。その結果、薬の効果が切れると強い痛みを感じ、頭痛薬の服用をやめられない悪循環に陥ることも。

自分で「ちょっと薬に頼りすぎかも」と思っても、あまりの痛さに我慢できずに頭痛薬を飲みすぎてしまう人もいます。

頭痛薬を2週間以上飲んでも症状が改善しない場合、その頭痛の原因には病気が隠れている可能性があります。脳神経外科や頭痛外来を受診してください。急激な痛みや吐き気を伴う場合は、救急外来も利用してくださいね。

2. 頭痛に悩むあなたへ「今すぐできるセルフケア」

頭痛のなかにはただちに病院の受診が必要なものもありますが、全ての頭痛の原因が重篤な病気とは限りません。

「病院に行くほどではないけれど、頭の痛みが気になる」「まずはセルフケアで調子を整えたい」このような気持ちを持っている人も多いですよね。

そこで、頭痛に悩む人におすすめのセルフケアを4つ紹介します。

2-1. 睡眠時間を揃える

ひどい頭痛を「寝れば治る」と考える人もいますが、それは間違いです。睡眠時間の乱れは自律神経や体内時計のリズムが崩れる原因になり、体調リズムの乱れにつながる可能性があります。

単に長く眠るのではなく、毎日できるだけ同じ時間に起きて寝るようにしましょう。

とくに、片頭痛の場合は寝すぎが発作の原因になることもあるといわれているので注意してくださいね。

2-2. 水分補給を行う

体内の水分が不足すると、血液の流れや体温調節がうまくいかず、頭痛やめまい、だるさ、集中力の低下につながります。とくに、起きた直後や入浴後、運動で汗をかいた後は水分が不足し頭痛が起きやすいタイミングなので注意しましょう。

水分補給は一度にたくさんの水分を摂るのではなく、常温の水や白湯などをこまめに摂ることを意識しましょう。「10分に一度は水分補給をする」「この作業が終わったらコップ1杯の白湯を飲む」のように決めるのもおすすめです。

2-3. カフェインの摂取量を揃える

少量のカフェインであれば、片頭痛が始まったときの痛みを和らげたり、鎮痛薬の働きを助けたりする効果が期待できるといわれています。

一方、毎日たくさんのカフェインを摂っている人が急にやめたり、「今日はたくさん摂ったけれど、昨日は全然摂っていない」のようにカフェインの摂取量に差があったりすると、それがきっかけで頭痛が起きることもあります。

普段からコーヒーやチョコレートを摂る機会が多い人は、毎日一定の量を摂るようにしましょう。「忙しいから、この日だけ眠気覚ましの栄養ドリンクをたくさん飲む」などの行動は、頭痛を悪化させる恐れがあるのでおすすめしません。

2-4. 体質改善を始める

頭痛の原因は、冷えやストレス、肩こりによる血行不良など多岐にわたります。そのため、普段から頭痛を起こしやすい人は、日頃のコンディションを見直す方法として、漢方を取り入れる人もいます。

たとえば、「葛根湯(かっこんとう)」は、肩や首まわりの張りが気になる際に使用されることがあり、肩こりに伴う頭痛に悩む人におすすめです。「五苓散(ごれいさん)」は水分代謝との関係で用いられることがある漢方薬で、雨の日や梅雨時期に頭痛が起きやすい人におすすめです。

ただし、紹介した漢方薬はあくまで一例です。自己判断で飲むと悪化するリスクがあるので、必ず医師や薬剤師に相談してくださいね。

監修/山形ゆかり●薬剤師・薬膳アドバイザー・フェムケアサポーター。糖尿病病棟での経験から予防医学と食事の重要性を痛感し独立。エビデンスを軸に薬膳・発酵・フェムケアの視点でレシピ監修や執筆、講師活動を通じ「食から整える健康」を提唱。

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