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「毎月、25日だけは無理!」月に1度だけ会えない彼。25日の夜、彼が向かった場所にいた人物の正体とは

  • 2026.6.8
「毎月、25日だけは無理!」月に1度だけ会えない彼。25日の夜、彼が向かった場所にいた人物の正体とは

毎月25日だけは絶対に会わない男のルール

付き合って1年半。彼との関係は穏やかで、結婚の話もちらほら出始めていた。

ただ一つだけ、最初から気になっていることがあった。

彼は毎月25日になると、必ずこう言うのだ。

「毎月、25日だけは無理!」

営業職の彼は給与振込日と被るからと、最初は説明していた。

締め日の精算で外回りが立て込む、終電が読めない、と理由は毎月微妙に変化した。

私もはじめは納得していた。

月に一度だけ会えない日があっても、ほかは予定を合わせてくれる人だったから、特に追求もしなかった。

異変を感じたのは、彼の誕生日が25日に重なったときだ。

当日は無理だと言われ、翌日に二人でケーキを買い直した。誕生日くらいずらせるはずなのに、25日だけは譲らない。

あの日付には、仕事以外の何かが組み込まれている、とその夜から疑い始めた。

バッグに残っていた合鍵と相手の連絡先

ある25日の夜、彼の上着がうちのソファに置かれたままになっていた。

中の小銭入れに、見慣れない部屋の鍵が一つ紛れていた。

鍵には小さな手書きのタグが付いていて、女性名のイニシャルが書かれていた。

私はそれを写真に撮り、そっと戻した。

翌週、それとなく彼に問うと、しばらく黙ったあとで観念した顔で白状した。

25日に通っていたのは、5年前に別れた元交際相手の家だった。

引っ越しの片付けが終わっていないから、月に一度荷物を取りに行く、というやり取りを2年も更新し続けていたという。

荷物などとっくに残っていないことは、本人もわかっていた。

「向こうも気持ちの整理が終わっていないみたいだから、月一回会ってあげているだけ」

その言葉で、相手側の認識が私とは大きくずれていることに気づいた。私はその夜、相手女性の連絡先をメモから探し出した。

復縁デートだと信じていた相手と冷えた私の結論

連絡を入れた翌日、相手女性は迷わず通話に応じた。私が彼と1年半付き合っていると伝えた瞬間、電話の向こうで息を呑む音がした。

彼女は、毎月25日の食事と泊まりを、復縁に向けたデートだと信じきっていたという。

来月にはきちんと付き合い直す約束まで取り付けていたと、震える声で繰り返した。

受話器の向こうから大号泣が始まったとき、私の側は逆に静まり返っていた。怒りも涙も湧かず、ただ呆れだけがすっと胸に落ちた。

同じ月の同じ日付に、別の人生を2本走らせていた男だ。私の側を本命だと言い張る言葉も、もう信用に値しなかった。

その夜、私は短いメッセージを一通だけ送った。25日のことも、これからの予定も、もう自分の人生には組み込まないと伝え、合鍵を郵送で返した。次の25日、こちらから連絡を返すことはなかった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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