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NHK朝ドラ『風、薫る』【第47話】「私は、看護婦にならないという覚悟を決めました」ゆき(中井友望)の誠実すぎる決断に視聴者号泣

  • 2026.6.2
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女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(20)が大家直美というヒロインをそれぞれ演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~土曜午前8時)の第47話が2日放送され、りんと直美の同期・東雲ゆき(中井友望さん)が梅岡女学校付属看護婦養成所の退所を決断した展開に、多くの視聴者が涙しました。

「今からここで授業をします」

この日、ゆきが実習を休んでいることを知った教師のバーンズ(エマ・ハワードさん)は、ゆきが被っていた布団をはぎ取り「今からここで授業をします」と告げ、3日間休んだ理由を尋ねました。

ゆきは、看護するうちに好きになった小野田の死に耐えられなかったとし、看護婦は人を助けるだけではなく、見送る仕事でもあることが実習でわかったと話しました。

「私は、ただ知ってるだけだ…」

バーンズが、ゆきとペアを組んだ工藤トメ(原嶋凛さん)もつらかったはずだが耐えていると述べると、トメは「バーンズ先生…私は、ただ知ってるだけだ…。看病した人が、死ぬのを…。りんさんと一緒だ」と告白。トメが青森から東京に出てまで看護婦になろうとしたのは、一番上の兄を労咳で亡くしたからで、彼女は「悔しくて悔しくて。敵とってやろうと看護婦さなることさしたんだ」と明かしました。

東京に来たからには、看護婦になって労咳の患者を看病しないと青森には帰れないと力を込めるトメは、自分も兄が亡くなった時、ずっと泣いていたと振り返り、母は今でも悲しみに暮れていると伝えました。

担当していた小野田が亡くなり、ずっと泣いているゆきは看護婦としてはダメかもしれないとしながらも、人間としては「好きだ」と言いました。

「あなたなりの答えを探してください」

バーンズは、医療の仕事に就く人は、人を助けたいと願い、勉強や訓練を重ねるのに、この先誰より助けられない瞬間に立ち会わなければならないと強調し、ゆきに「この実習で生まれた課題にあなたなりの答えを探してください」と伝えました。

翌日、ゆきが実習に復帰しました。「お休みした分、しっかりやらないと」と言って元気に詰所を出て行ったゆきは、その日、いつも以上に明るく看護にあたりました。

「看護婦にならないという覚悟を決めました」

そんな中、ゆきが突然、校長の梶原敏子(伊勢志摩さん)に自身の決断について伝えました。その後、バーンズと教師の松井エイ(玄理さん)、同期生を前にしてゆきは「私は、看護婦にならないという覚悟を決めました」と切り出し、自分なりの「答え」を語りました。

直美は驚き「覚悟って…ゆきさん、華族のお嬢様が女学校辞めてまで養成所にくるなんて相当な覚悟だったんじゃないの? 私なんて看護婦じゃなきゃならない理由も覚悟もなければ、そこまで好きでもないのにやってるわよ? だから…」と必死に止めました。

「私は人の生き死に関わる仕事ができる人間じゃない」

それに対し、ゆきは「それは直美さんが看護婦の仕事が向いている、ということですわ。無理をしなくてもできてしまう。私は人の生き死に関わる仕事ができる人間じゃない。それは、私自身のため。でも何よりも患者さんのため、私は看護婦にならないことが誠実だと。小野田さんが教えてくれましたの。自分の気持ちがわかったらすぐに伝えたほうがいいって。だから私は、私には…看護婦はできない。けれど、この学校が…この寮で、みなさんと過ごした日々が大好きでした」と涙を堪えながら一生懸命話し、ペアを組んだトメは号泣しました。

バーンズは「ゆき…」と言った後、力強くゆきを抱きしめ、泣きました。

ゆきもこらえきれず涙を流し、「私、こちらで学んだことを何ひとつ後悔していません!」と胸を張りました。

円陣を組むように抱きしめ合い泣く7人

そんな彼女に抱きつく同期たち。りん、トメ、直美、柳田しのぶ(木越明さん)、玉田多江(生田絵梨花さん)、泉喜代(菊池亜希子さん)が円陣を組むように抱きしめ合い、7人で泣きました。

SNSの反応

『風、薫る』の第47話で、患者を救えない現実に直面したゆきが看護婦見習いを辞める決断をした展開に対し、視聴者から様々な声が寄せられています。

「また違う夢がみつかって、皆と再会できますように」

■「優しい人ほど傷つく」救えない医療の厳しさとゆきの決断に深い共感:終わりが分かっている看病の複雑な心境や、「助けられない瞬間はもっと訪れます」というバーンズ先生の言葉に対し、「看護の向き不向きの本質を突いている」「救えない現実と向き合い続ける仕事」と深く共感する声が集まりました。そして「しっかり自分と向き合って出した答え」と、彼女の誠実な決断を支持する視聴者が多数を占めています。

■「バーンズ先生の優しさに涙」別れを惜しみ、再会を願う温かい声:ゆきの決断を受け止め、力強く手を握り号泣したバーンズ先生に「意外な一面で可愛くて優しさを感じた」と感動のコメントが続出。ゆきの退場を「さみしい」と惜しむ声が溢れる一方で、「主人公のリンや直美とは関わりがなかったけど、なんでなん?」という率直な疑問も。「また違う夢がみつかって、皆と再会できますように」と、今後の物語での再登場を願う温かいエールが送られています。

ライターコメント

命を救うために学ぶ場所で、「救えない現実に立ち会い続けること」の残酷さと向き合い、自分には無理だと結論づける。それは決して逃げではなく、ゆきさんが患者さんと自分自身に誠実に向き合ったからこその、もう一つの「立派な覚悟」でした。「看護婦にならないこと」を選んだ彼女を、誰も否定せず、厳しいバーンズ先生までもが号泣して抱きしめるラストシーンには、涙腺が崩壊してしまいました。これまで同期として共に笑い、悩み、成長してきた7人の絆は、別の道を歩み始めても決して消えることはありません。ゆきさんが見つけた「自分なりの答え」が、いつかまた新たな場所で花開く日を、いち視聴者として心から応援し、再会を待ち望みたいと思います。

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