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優恵のおしゃれは心意気「LadyLibertyと4万本のルピナスよ」Vol.28

  • 2026.6.2

ニューヨーク在住の友が5月に帰国していた滞在中に会えませんでしたので、ニューヨークへ帰るという日に羽田空港へお見送りに行きました。どこで会っても楽しい宴の席になるのですが、羽田空港は特に好きな場所です。飛行機を見ながら乾杯を。いつも楽しい品をおみやげにしてくれる友より、Lady Liberty(レディ リバティ)がわたしの元へやってまいりました。とても可愛い!

<水色と言いましても色々ございまして>

ギャザーがたっぷりと入った薄手のコットンのチュニックです。Lady Libertyの黄色がかった水色とチュニックの爽やかな水色とストールの緑がかった水色はそれぞれ違いますが、どれもわたしのお気に入りの「水色」なのです。

小さな襟と、袖の小さなくるみボタン、大人の愛らしさとはこのことかと思うのです。

ざっくりとした刺繍でお顔が表現されていますが、力の抜けた感じが妙に可愛いではありませんか。フェルト製のオーナメントはキルギス共和国の山岳の村々で、才ある職人の方々の手によって作られています。

<夕焼け色のバラにうっとりと>

先日、わたしの手元に届いたCréez fleur(クレ フルール)の美しき夕焼け色のバラです。いくつもオーダーメイドでコサージュを作っていただいておりました。生花の写真をお送りしてご相談する時間はとても楽しいものです。髪を短くしましたので束ねた根元に花をつけることもなくなりましたけれど、襟元やバッグにつけて愛でております。Créez fleurのアトリエは閉められてしまいましたので、最後に届いたバラはわたしにとってとてもとても貴重なものとなりました。

<母から祖母へ、ニュー琥珀>

20年ほど前、父方の祖母の葬儀のあとに遺品の整理で孫娘三人が祖母の部屋で数時間を過ごしたことがありました。欲しいものは持ち帰るようにと伯母の心遣いでした。引き出しに仕舞われていた品々をひとつひとつ開けて見ますと、祖母の几帳面な性格が現れてきます。ニュー琥珀(こはく)と呼ばれた人工琥珀のネックレスの細長い箱には「昭和59年 正月 玲子より」という短冊が入っていました。アクセサリーのショールームで働いていた母の贈った品でした。1980年代はイミテーションのアクセサリーが大変流行っていたのです。今はわたしの左手首にくるくると二重に巻かれています。

<真珠を三粒、真珠を一粒>

一粒の真珠のネックレスを開襟のブラウスの襟元に着けるのが好きだった時期がありました。ロングのフレアースカートに短いソックスを合わせて、ハルタの黒いワンストラップの靴を履き、1950年代のビジネス・ガールのような装いでまとめていました。今思い返しても可愛いコーディネートだったと思います。一番手前は、わたしが20代の頃に親しくしていた60代の女性からお下がりでいただいたもの。ご夫婦で伊勢へ旅行された時のご主人からの贈り物であったとエピソード付きでした。真ん中は母が若い頃に使っていたもの。1960年代は母も働く女性でした。右端は父方の伯母より贈られたもの。華やかな一粒ネックレスです。

映画『アニー・ホール』のアニーのようにマニッシュな装いを楽しんでいた時期もありました。その頃は、ハットをかぶり、パンツスーツにネクタイを締め、編み上げのショートブーツを合わせていました。そして短い前髪に腰まであるロングヘアで、リップは深い臙脂色(えんじいろ)。ネクタイには一粒真珠のタイタックを、楽しいおしゃれでした。

<我が愛しのルピナスよ>

ある日、友より「国営武蔵丘陵森林公園」行きのお誘いがありました。わたしがルピナスをとても好きだと知っている友です。サイトを見ますと5月はルピナスが見頃だとか。「よ、4万本?!」 わたしはその数字に興奮し、数日前から天気予報を睨んで楽しみにしておりました。友と取り留めのない話をしながら歩く「国営武蔵丘陵森林公園」は遠足にぴったりの気持ちの良い場所でした。

これから雨の季節に入りますので、友との遠足は梅雨明けまでおあずけです。

<今月のおしゃれ横丁>
Lady Liberty Ornament(レディ リバティ オーナメント):SILK ROAD BAZAAR(シルクロード バザール)
水色のチュニック:HOUSE OF LOTUS(ハウス オブ ロータス)
ストール:MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)
バラのコサージュ:Créez fleur(クレ フルール)
真珠のタイタック:Arius D(アリアス ドバシ)
生成りのシャツ:suzuki takayuki(スズキ タカユキ)
バッグ:hareiro(ハレイロ)

*画像・文章の転載はご遠慮ください

この記事を書いた人(写真・文)

モデル、俳優 優恵

優恵

今年はモデルデビュー40周年。『大人のおしゃれ手帖』でもおなじみ、おしゃれと旅とおいしいものをこよなく愛する。『mc Sister』で人気を博し、俳優としても映画、舞台などで活躍。近年の出演作に『秘密のフレグランス』(2021)ほか。

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