1. トップ
  2. エピソード
  3. 元警察官「窃盗罪に問われることも」雨の日特有の“窃盗トラブル”に「たくさんあるからバレないと思った」

元警察官「窃盗罪に問われることも」雨の日特有の“窃盗トラブル”に「たくさんあるからバレないと思った」

  • 2026.7.3
undefined
出典:photoAC ※画像はイメージです。

梅雨の時期は雨の日が続き、普段とは違う行動を取る人が増えます。

その一方で、傘の盗難や不審者事案など、この時期特有のトラブルも発生しています。

今回は、筆者が警察官時代に経験した事例をもとに紹介します。

『たくさんあるからいいでしょ』傘も他人のものを持って帰るとで窃盗罪に問われることも

ある雨の日の夕方、40代女性から

『コンビニに置いていた傘がなくなった』

という相談がありました。

女性は買い物のため数分間店内へ入り、入口の傘立てへ傘を置いていたそうです。

防犯カメラを確認すると、後から来店した男性が女性の傘を持って立ち去っていました。

後日、事情を聞くと男性は

『雨が降っていて、傘立てにたくさんあったので、バレないと思い盗んだ』

と説明していました。

しかし、持ち主の許可なく持ち去れば窃盗罪に該当する可能性があります。

特にビニール傘は数が多く、『誰の物でも同じ』と思われがちですが、実際には立派な他人の財産なので、軽い気持ちで盗む、無断で借りることは絶対に避けましょう

雨の日は『ながらスマホ』が特に危険

別の事案では、学校帰りの女子高校生から声かけ事案の相談がありました。

当日は雨が降っており、高校生は傘を差しながらスマートフォンを操作していました。

すると後方から近付いてきた30代の男性に「可愛いね」突然声を掛けられ、不安を感じて近くの店舗へ逃げ込んだそうです。

大きな事件にはなりませんでしたが、

『周囲に全く気付かなかった』

と話していました。

雨の日は大きな雨音に加え、傘をさしていることで聴覚、視覚が遮られます。

傘やスマートフォンへ意識が向きやすく、周囲への警戒が薄れがちです。

また、人通りが少なくなる場所もあり、不審者にとっては行動しやすい環境になることがあるので充分注意しましょう。

大雨による災害時には『防犯意識』も忘れずに

長雨や大雨による災害が発生した際には、避難所での生活を余儀なくされることもあります。

ししかし過去には、避難中の住宅を狙った空き巣や盗難被害が発生したケースもあります。

災災害時は防災が最優先ですが、防犯への意識も忘れてはいけません。

日頃から少し意識するだけでも、被害を防げる可能性があります。

注意したいポイント

・傘はできるだけ手元で管理し、放置しない
・名前や目印を付けて取り違えや盗難を防ぐ
・傘を差していても周囲への警戒を怠らない
・歩きスマホを避ける
・人通りの少ない場所はできるだけ避ける
・災害発生時は防災だけでなく防犯対策も意識する

雨の日は傘の盗難と、視覚・聴覚が遮られることを意識しましょう。

の記事をもっとみる