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「ネトフリで3周目」「人生で1番観たドラマ」“抜群の中毒性”が生んだ熱狂!「異常に面白い」“史上初の功績”が示す完成度

  • 2026.6.28

数々の名作が生まれてきたドラマの世界。その中でも、"史上初"という歴史的な快挙を成し遂げた作品は、決して多くありません。今回は、そんな中から“史上初の快挙を成し遂げたドラマ”をテーマに5本セレクトしました。本記事ではその第1弾として、ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)をご紹介します。

何度も人生をやり直す設定で笑わせながら、最後には友情の尊さまで気づかせてくれる本作の魅力とはーー?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

  • 作品名(放送局):ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)
  • 放送期間:2023年1月8日〜2023年3月12日
  • 出演:安藤サクラ(近藤麻美 役)、夏帆(門倉夏希 役)、木南晴夏(米川美穂 役)、水川あさみ(宇野真里 役)ほか

近藤麻美(安藤サクラ)は、地元の市役所に勤める33歳の女性です。両親と妹とともに実家で暮らし、幼なじみの門倉夏希(夏帆)や米川美穂(木南晴夏)とご飯やカラオケを楽しむ、ごく普通の毎日を送っていました。

ところがある夜、麻美は交通事故で突然命を落とします。真っ白な死後の世界で受付係(バカリズム)から告げられたのは、「近藤麻美様ですね。33年間、お疲れさまでした。これから新しい生命にご案内します」という案内でした。来世が人間ではないと知った麻美は、徳を積み直すため、もう一度同じ人生をやり直す道を選びます。

こうして始まる2周目以降の人生で、麻美は薬剤師やテレビ局員、研究医など前の人生では選ばなかった道を進んでいきます。

バカリズムさんの脚本が日本人初の快挙を達成

本作の大きな特徴は、バカリズムさんの脚本が、国内だけでなくアジア規模のアワードでも評価されたことです。ドラマ『ブラッシュアップライフ』は、アジアの優れたテレビ番組を表彰する『ATA2023(Asian Television Awards 2023)』で最優秀脚本賞を受賞しました。ATAで最優秀脚本賞を受賞した日本人は、バカリズムさんが歴代初です。さらに本作は、この受賞によって国内外のコンペティションで通算11回目の受賞となりました。

脚本のすごさは、タイムリープや転生を大げさに見せず、33歳の市役所勤務の女性が「もう一回やり直すしかないか」と思う流れを自然な温度感で描いたところにあります。だからこそ、アジア最大級のアワードでも評価されたのではないでしょうか。

SNSでは「俳優陣の演技力がハンパない」「異常に面白い」「人生で1番観たドラマ」「ネトフリで3周目」「ずっと眺めてたい」といった感想が寄せられていました。

夏帆が助演女優賞を受賞!自然すぎる名演

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日テレドラマ「ブラッシュアップライフ」記者発表 夏帆   (C)SANKEI

夏帆さんの演技が印象的なのは、本作の友情描写を一段深いものにしているところです。夏帆さんは、麻美の幼なじみである門倉夏希を演じました。

印象的なのは、麻美の4周目の人生で、夏希と美穂が“ただの同級生”になってしまう場面です。麻美は勉強に打ち込み、県内トップの高校から国立大学医学部へ進みますが、その代わりに夏希と美穂とは親友になれません。中学時代、麻美がアミューズメント施設で楽しそうにプリクラを撮る夏希と美穂を陰から見つめる場面があります。そこには、それまで当たり前だった友情が失われた痛みがはっきり表れていました。成人式後のカラオケで夏希と美穂が麻美に話しかけ、3人がぎこちなく会話を始めることで、麻美は“成功した人生”より“いつもの友達”のほうが大事だったと実感します。

夏帆さんが巧みなのは、少し空気が読めない軽さや悪気なく会話を進める独特のテンポを持つ夏希を、肩の力を抜いた自然な演技で成立させています。その演技が評価され、夏帆さんは第115回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で助演女優賞を受賞しました。前クールのドラマ『silent』(フジテレビ系)に続く2期連続受賞という事実も、本作での存在感の強さを物語っています。

SNSでは「ブラッシュアップライフの夏帆が1番好き」「なんでこんな演技してないみたいなの」といった感想が寄せられていました。

ドラマ『ブラッシュアップライフ』が語ったのは、幼なじみと他愛もない話をする時間の尊さでした。バカリズムさんは、その何気ない日常を巧みに描き、アジア最大級のアワードにおいて日本人初の快挙を成し遂げました。

まさに本作は、“史上初の快挙を成し遂げたドラマ”と呼ぶにふさわしい一作です。

※記事は執筆時点の情報です

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