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「化粧したら別人扱い!?」スマホの顔認証に弾かれてしまった。40代、帰宅した私が感じたモヤモヤ

  • 2026.5.30
「化粧したら別人扱い!?」スマホの顔認証に弾かれてしまった。40代、帰宅した私が感じたモヤモヤ

久しぶりの化粧で迎えた朝

普段の休日は化粧をしない。

外出するときも近所のスーパーや近場の用事程度なら、日焼け止めを塗るだけで十分だと思っていた。

けれど久しぶりに職場の同僚と集まる予定が入り、さすがに今日はちゃんとしようと思い立った。

洗面台の前でファンデーションを手に取ったのは、ずいぶん久しぶりのことだった。

コンシーラー、ファンデーション、アイシャドウ、リップ。普段は使わないものをひとつひとつ丁寧に仕上げていくと、鏡の中の自分がいつもと違って見えた。

悪くない、むしろ少し得意な気持ちさえあった。

準備を終えて玄関を出る前に、習慣でスマホの画面をタップした。

顔認証でロックを解除しようとした瞬間、画面が固まったまま反応しない。何度試しても弾かれた。鏡の中の自分と画面を見比べて、思わず声に出た。

「化粧したら別人扱い!?」

スマホが、私の顔を認識してくれなかった。

機械に突きつけられた現実

最初は画面のロックが固まっただけかと思い、もう一度試してみた。

スマホをやや離して角度を変えても、認識しない。再びメッセージが表示された。

(認証できないって、どういうこと?)

自分の顔を確認するように、もう一度洗面所の鏡の前に立った。

やはりそこには、普段とは別人のような顔があった。アイシャドウで陰影がつき、チークで頬がほんのり色づいている。

仕方なくパスコードを入力して解除した。

「これがすっぴんとの差か」とひとり呟いてみると、苦笑いが出てきた。

人工知能は正直だ。毎日積み重ねたすっぴんの顔を学習し続け、「いつもと違う」と判定を下した。

自分ではそれほど変わっていないつもりだったのに、機械にはしっかり違うと見抜かれてしまった。

それはどこか、自分でも認めたくなかった何かを突きつけられた感じがした。化粧すれば変わる。逆に言えば、すっぴんでいつもいる自分は、化粧した自分とはそれだけ違う顔をしているということだ。

複雑な気持ちのまま玄関を出た。集まりは楽しかったし、同僚に「今日いつもより華やかだね」と言ってもらえた。それはそれで嬉しかった。

でも帰宅してスマホを取り出したとき、またパスコードを打ち込む羽目になった。

(もう一回、顔認証をやり直そうかな)

だんだんいつもの顔に戻っていく。機械はきっと、次からこの顔をちゃんと認識してくれるだろう。

それがなぜか少し寂しいような気もした。

すっぴんと化粧の差にスマホにまで気づかれるとは、思ってもみなかった。モヤモヤはまだ続いている。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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