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「子連れなら、防音の家に住め」と怒鳴る隣人。管理会社に相談したら『衝撃の事実』が判明!

  • 2026.5.21

子どもの足音など生活音に配慮し、防音対策や時間帯にも気をつけて暮らしていたにもかかわらず、隣人から理不尽な苦情を受け続けた知人のA子。話し合いで解決できず悩んだ末に管理会社へ相談してみると……? 冷静な対応が状況を変えた出来事です。

画像: ftnews.jp
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「静かに暮らすため」に徹底していたこと

夫と1歳の息子と暮らすために、私は3階建ての静かなアパートへ引っ越しました。
内見の時点で壁の厚さや周囲の環境を確認し、角部屋を選択。
入居後すぐに床一面に防音マットを敷き、足音が響きやすい場所には厚手のラグを重ねました。
洗濯機を使うのは早朝や夜を避けて日中のみ、掃除機をかけるのは短時間で済ませ、ドアの開閉もゆっくり行うよう徹底。子どもがいる家庭として、周囲への迷惑を最小限にするべく、できる限りの配慮をして生活していました。
新しい生活の期待に胸をふくらませていたある日、隣の部屋から現れたのがBさんという女性でした。
「お隣さん? よろしくお願いしますね」
一見普通で、どこにでもいそうな人。
私は安心していたのですが、その平穏な日々は長くは続きませんでした。

突然始まった理不尽な苦情

その日の夜、息子がお風呂上がりに少しぐずり、軽く泣いてしまったのです。
十数分後、突然インターホンが鳴りました。
出てみると、Bさんが無表情で立っていました。
「子どもの泣き声、やめてもらえます?」
第一声がそれで、私は言葉を失いました。
翌日も、息子が朝の準備中に軽く泣いた途端、すぐに壁をドンッと叩く音。
昼すぎには、「歩き回る音がうるさい」と手紙までドアに貼られていました。
「走らせないよう気をつけていても、生活音さえ許されないのか……」と、対策を重ねていただけに困惑しかありませんでした。

歩み寄ろうとして見えた限界

誤解を解こうと夫と相談し、直接話しに行きました。
しかし、ドアチェーン越しに返ってきたのは冷たい言葉でした。
「子ども産むなら、防音の家に住むのが常識でしょ?」
その瞬間、胸の奥からふつふつと怒りが湧きました。
こちらの対策や事情を伝える余地はなく、どれだけ気を遣っても、歩み寄る気なんてない、「これは話し合いで解決する相手ではない」と感じました。

“問題は自分じゃなかった”という事実

さすがに生活に支障が出るレベルになったため、私は管理会社へ相談しに行きました。
事情を説明すると担当者は驚いたようで、「実は」と言いにくそうに続けました。
「Bさん、以前から生活音に異常に敏感でクレームを繰り返すと何件も報告があって……」
まさかの“常連”だったのです。
さらに、以前住んでいた住人は、夜の洗濯機音、スマホの着信音、くしゃみの音まで注意されたらしく、何人も引っ越していったとのこと。
私は呆れながらも、同時に少しだけホッとしました。
「私の努力が足りないせいではなかった」とわかったからです。

静かに解決した、その後

管理会社からBさんに「一般的な生活音の範囲内である」という正式な注意が入り、それ以降クレームはピタッと止まりました。
数日後、買い物帰りにエントランスで偶然会うと、彼女はバツが悪そうに「迷惑……かけました」と小さく言いました。
その表情は、初めて見る弱さを含んでいて、私は少しだけ胸がチクッとしました。彼女もまた、何かに追い詰められていたのかもしれません。
その後、必要以上に関わることは避けていますが、あの一件以来彼女からの苦情は一度もありません。
人間関係の距離は近すぎても、遠すぎても問題が起きる。
私は今回のことでそのことを痛感しました。
そして今は、家族で笑える普通の日常が、とてもありがたいものに感じています。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。

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