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「はい、お礼」「いやいいよ」終わらない【お礼の押し問答】→ 50代で気づいた【本当のマナー】

  • 2026.5.18

筆者の話です。
友人と別れ際に交わす、あの『お礼のやり取り』
何度も続くやり取りに、ふと違和感を覚えて──。

画像: 「はい、お礼」「いやいいよ」終わらない【お礼の押し問答】→ 50代で気づいた【本当のマナー】

いつものやり取り

「これ、お礼」
友人と別れるとき、ちょっとした品を差し出されました。
会うたびではないものの、何かのお礼として渡されることがあり、そのたびに同じやり取りが始まります。

「いやいや、そんなのいいよ」
そう返すのが、これまで当たり前になっていました。
相手に気を遣わせたくない、という思いやりが「一度断る」という形になっていたのです。
その流れに、特に疑問を持つこともありませんでした。

続いてしまう理由

「気持ちだから」
「でも、気を遣わなくていいのに」
言葉を重ねながら、何度かやり取りが続きます。
お互いに笑顔ではあるものの、差し出す手と、押し返す手が行き来して、なかなか終わりません。
その場の空気は穏やかで、ぎこちなさはありません。
けれど、どちらも引かないままやり取りが続く時間に、少しだけ間が生まれていました。

その流れに身を任せながらも、心のどこかで「ああ、また始まったな」と感じている自分がいました。
昔から見慣れてきたやり取りだったこともあり、自然と受け入れていたのだと思います。
笑いながらやり取りを続けているものの、どこか形式的な会話のようにも感じていました。

ふとした違和感

最終的には、その場でありがたく受け取ることになります。
けれど帰り道、手にした品を見ながらふと考えました。
「この長いやり取りって必要なのかな」
感謝の気持ちと遠慮の礼儀、その両方が重なっているやり取りなのかもしれません。

言葉を重ねるたびに、会話が長引いていきます。
場の空気を壊したくなくて続けているものの、心のどこかで「早く終わってほしい」と感じている自分がいました。

気持ちの伝え方

それ以来、お礼を受け取るとき、やり取りを長く続けるのではなく、できるだけシンプルに気持ちを伝えるようにしています。
「ありがとう」
真っ先に感謝を伝えて、すっと受け取る。

短いやり取りでも、気持ちはきちんと伝わります。
たったそれだけのことで、その場の空気は驚くほど軽やかになり、お互いに清々しい笑顔で別れることができるようになりました。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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