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「ヤバいです友人の発明」感動や衝撃をもう一度!記憶を消すアプリがもたらす想定外の状況に読者から大反響【作者に訊く】

  • 2026.5.16
記憶を消して読みたい漫画 (C)タカノンノ / くらげバンチ(新潮社)
記憶を消して読みたい漫画 (C)タカノンノ / くらげバンチ(新潮社)

素晴らしい作品に出合ったとき、最初の感動や衝撃をもう一度味わいたくて「記憶を消したい!」と思ったことはないだろうか。それは一見夢の技術のようにも思えるが、想定外の副作用もあるもので……。

タカノンノ(@takanonnotakano)さんのオリジナル漫画「記憶を消して読みたい漫画」は、X(旧Twitter)上で3.4万件以上のいいねとともに、「本当に好きな話」「考えさせられるおもしろい作品」と読者からさまざまな反響が寄せられている作品だ。新人漫画家と、彼女の古くからの友人で、「記憶を消すアプリ」の開発者の2人を軸に描かれた中編は、コミカルながらも「作品の記憶」について考えたくなるテーマを帯びている。そんな同作の舞台裏を、作者のタカノンノさんに取材した。

女性同士の関係性にも着目!作品の記憶について考える作品

「記憶を消して読みたい漫画」01 (C)タカノンノ / くらげバンチ(新潮社)
「記憶を消して読みたい漫画」01 (C)タカノンノ / くらげバンチ(新潮社)
「記憶を消して読みたい漫画」02 (C)タカノンノ / くらげバンチ(新潮社)
「記憶を消して読みたい漫画」02 (C)タカノンノ / くらげバンチ(新潮社)
「記憶を消して読みたい漫画」03 (C)タカノンノ / くらげバンチ(新潮社)
「記憶を消して読みたい漫画」03 (C)タカノンノ / くらげバンチ(新潮社)

本作「記憶を消して読みたい漫画」は、新人漫画家と、彼女の古くからの友人で選んだ作品の記憶だけを消すことができるというアプリの開発者、2人の関係を軸に描かれている。このアプリは「もう一度初見時の感動や興奮を味わいたい」という願望を叶えるもの。しかし、それゆえに、まだ世に出る前の作品への需要が低下し、エンタメ業界は大打撃を受けてしまう。

作者のタカノンノさんは、本作のアイデアについて「おもしろい作品を見たり読んだりした人が『記憶を消してもう一度最初から見たい、読みたい』という感想を言っているのをよく聞くけど、『本当に消すことができたらどうなるだろう……』と、担当編集者さんと雑談したことがきっかけです」と話す。

このような「創作」や「創作者」をテーマにした作品作りについて「それしか引き出しがない」と言うタカノンノさん。「同時に、何かを創り出してそれが自分や他人の救いになる構図って美しいなあという思いもあったりする」と思いを打ち明けてくれた。

本作の主人公2人の関係性については「『互いに惹かれ合ってるんだけど同時に嫉妬心も抱いてる』という関係性がもう大好物なのでこのような構成にしました。2人とも幸せになれるといいですね」と展望を語った。読者からも「考えさせられるおもしろい作品」と定評のある本作。ぜひ読んでみてほしい。

取材協力:タカノンノ / くらげバンチ(新潮社)

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