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「コーヒー冷めてる。やり直し」尽くす彼女を“無料の家政婦”扱いした彼氏の末路

  • 2026.5.15

これは、筆者の知人のA子さんから聞いたお話です。
「リードしてくれる強引さが素敵」と思っていた彼。しかし蓋を開けてみれば、彼女を「無料の家政婦」か「召使い」と勘違いしているトンデモ男だったのです! 彼のモラハラ気質な振る舞いに、ついにA子さんの堪忍袋の緒が切れることに。

画像: 「コーヒー冷めてる。やり直し」尽くす彼女を“無料の家政婦”扱いした彼氏の末路

理想の彼が豹変! 始まったのは「俺様」に仕える召使い生活

20代後半だったA子さんは、当時付き合っていたB男と念願の同棲をスタートさせました。少し強引でリードしてくれるB男に「男らしくて素敵! 」と惹かれていたのですが、一緒に暮らし始めるとその印象は一変します。

B男は仕事から帰宅すると、指一本動かそうとはしませんでした。家事は全てA子さんがやって当たり前という態度で、「おい、風呂」という尊大な言葉を皮切りに、A子さんへの要求はエスカレート。脱衣所には完璧に畳まれた着替えが用意されていなければならず、彼がお風呂から上がった瞬間、テーブルには「完璧な温度」のコーヒーが置いてあることが同棲の絶対条件だったのです。

ある日のこと、準備が早すぎてコーヒーがわずかに冷めてしまったことがありました。するとB男はカップに指一本触れようともせず、「冷めたコーヒーは普通飲めないよね。やり直して」と冷酷に言い放ったのです。パートナーとしての温もりはそこになく、A子さんの心には少しずつ、黒い影が広がっていきました。

感謝ゼロでダメ出しの嵐! 召使い扱いに我慢の限界

日々の食事に対しても、B男の態度は度を越していました。A子さんが一生懸命に作った料理に対し、「味が薄い」「盛り付けが雑」と難癖をつけるのは当たり前。A子さんが体調を崩して寝込んでいる時でさえ、彼は心配するどころか「俺の飯はどうするんだよ」と枕元で不機嫌そうに言い放つ始末でした。

A子さんは彼を喜ばせたい一心で尽くしてきましたが、彼が求めていたのはパートナーではなく、自分の世話を24時間完璧にこなす「無料の家政婦」だったのだと気づかされました。決定打となったのはある週末、B男が放った「もっと手際よく動けないの? 無能だな」という冷たい言葉でした。

「私はあんたの召使いじゃない!! 」

ついにA子さんの我慢が限界を突破。驚くB男を完全に無視して、彼の荷物を玄関先へ次々と叩きつけました。呆然とするB男を家から追い出し、その日のうちに鍵を新しいものに取り替えるという、見事なスピード決別を果たしたのです。

変わらぬ本性に呆れ果てて……。過去を笑える今の幸せ

別れた後、B男からは「お前がいないと不便だ」「謝ってやるから鍵を渡せ」と、反省の色が見えない連絡が届きました。決定的に「この人は一生変わらない」と確信したのは、B男が実家に帰った後、なんと自分の母親に対しても「主婦失格だ」と毒づいていたという話を聞いたときです。

親に対しても感謝の欠片もない様子に、A子さんは「早めに逃げ出して大正解だった! 」と心底、自分の決断を褒め称えました。その後、A子さんには新しく優しさに溢れた恋人ができました。コーヒーを淹れれば「ありがとう、美味しいね」と満面の笑みで言ってくれ、二人でキッチンに立つ時間は何よりの癒やしとなっています。

当たり前の優しさに触れるたび、A子さんは当時の自分を振り返ります。「あの時の私の決断、大正解だった!」と、今では明るく笑い飛ばすことができるようになりました。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:日向みなみ
出産を機に、子どもとの時間を最優先できる働き方を模索し、未経験からWebライターの世界へ。ライター歴10年の現在は、オンライン秘書としても活動の幅を広げている。自身の経験を元に、子育てや仕事に奮闘する中で生まれる日々の「あるある」や「モヤモヤ」をテーマに、読者のみなさんと一緒に笑って乗り越えるよう、前向きな気持ちになれるコラムを執筆中。

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