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登校する息子を後追い。友人に「認知症の母」を見られるのが恥ずかしい

  • 2026.5.9
登校する息子を後追い。友人に「認知症の母」を見られるのが恥ずかしい (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA
登校する息子を後追い。友人に「認知症の母」を見られるのが恥ずかしい (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA

長野県御代田町でケアマネジャーとして働く美齊津康弘さんは、小学5年生にして若年性認知症の母を支えるヤングケアラーとなりました。48歳で発症した母は、次第に料理や掃除といった家事全般、そして入浴すらも難しくなり、学校から帰ると家事や見守りに追われる日々に。父は朝から晩まで仕事で忙しく、姉や兄にも頼ることができないなか、「僕がやらなきゃ家族が壊れる」と自分に言い聞かせながら踏ん張る一方で、母に対して怒りや悲しみがこみ上げることもあったそうです。月日が経つにつれて母の認知症は進行し、美齊津さん一家の生活は立ち行かなくなって――。

それでは、美齊津さんが認知症が進行する母と向き合った日々をのぞいてみましょう。もしも、家族の世話を子どもがせざるを得ない状況になったら? 美齊津さんの経験を知ることは、「ヤングケアラー」について考えるきっかけになりそうです。

小学5年生から介護が始まった僕のお話 (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA
小学5年生から介護が始まった僕のお話 (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA

※本記事は原案/美齊津 康弘、漫画/吉田 美紀子の書籍『48歳で認知症になった母』から一部抜粋・編集しました。

次第に母の困った行動が増えていく (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA
次第に母の困った行動が増えていく (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA
朝学校へ行く僕を追ってくるように… (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA
朝学校へ行く僕を追ってくるように… (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA
友人に妙だと思われてしまう (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA
友人に妙だと思われてしまう (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA
ついてこないで (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA
ついてこないで (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA
夕方は徘徊する母を探す日々 (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA
夕方は徘徊する母を探す日々 (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA
病気のせいと分かってるのに母への暴言が止まらない (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA
病気のせいと分かってるのに母への暴言が止まらない (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA
帰宅して… (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA
帰宅して… (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA
言葉にならない感情がこみ上げる (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA
言葉にならない感情がこみ上げる (C)美齊津康弘、吉田美紀子/KADOKAWA

小学5年生が背負っていた誰にもわかってもらえないという孤独感、人生を変えてしまうほどの壮絶な経験の数々。まず私たちにできることは、そのような「ヤングケアラー」の存在を知ることです。

「母の認知症が進行していくに従い、どんどん不安が大きくなっていきました。今まで頼りになる存在であった母が崩れていくことへの不安、それに伴い自分の生活がこの先どのように変わってしまうのか分からない不安に常に怯えていました。

最初の頃は母の行動や言動を受け止めることができず、『これは夢に違いない。ある日目が覚めたらお母さんは元通りになるはずだ。』といつも考えていました。」と語ってくださった美齊津さん。

美齊津さんが背負っていた、誰にもわかってもらえないという孤独感には胸が締め付けられます。

著=原案/美齊津 康弘、漫画/吉田 美紀子/『48歳で認知症になった母』

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