1. トップ
  2. エンタメ
  3. 観たぞ『マンダロリアン・アンド・グローグー』冒頭30分!“劇場への堂々たる帰還”に期待値爆上がり

観たぞ『マンダロリアン・アンド・グローグー』冒頭30分!“劇場への堂々たる帰還”に期待値爆上がり

  • 2026.5.7

「スター・ウォーズ」シリーズの最新作であり、ペドロ・パスカルが主演する『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』が5月22日(金)より日米同時公開される。孤高の賞金稼ぎマンダロリアンことディン・ジャリン(ペドロ・パスカル)が強力なフォースを持つ孤児のグローグーと共に、銀河帝国が崩壊したあとの世界を舞台に新たな戦争を防ぐための戦いへ身を投じていく。

【写真を見る】お菓子を取ろうとして止められちゃう、グローグーのかわいらしさも全開!

ファン待望となる公開が間近に迫るなか、「スター・ウォーズの日」である5月4日に、横浜ブルク13にて「『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』IMAX版本編特別映像上映イベント」が開催された。このイベントは抽選にて招待されたファンに向けて、IMAXカメラで撮影された本編映像の迫力をいち早く体験してもらおうというもの。イベントの様子と上映された本編映像についてレポートしていこう。

特別上映イベントでお披露目された本編冒頭映像をレビュー! [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
特別上映イベントでお披露目された本編冒頭映像をレビュー! [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

会場である横浜ブルク13の劇場入口には、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の超大型サイズのスタンディとマンダロリアンのマスクとグローグーの実物大プロップが展示され、約7年ぶりとなる「スター・ウォーズ」シリーズの劇場公開に向かう気分を盛り上げてくれる。さらにIMAXシアターの入口には、マンダリロアンとストームトルーパーがお出迎え。特別感のある計らいに上映イベントへの期待はよりいっそう高まる。

上映開始に先駆け、進行役としてシリーズファンとしても知られるDJ TAROが登場。「スター・ウォーズの日」に合わせて横浜で開催された関連イベントの報告や感想などが語られたあと、上映に向けてテンションを上げるべく、会場全体でマンダロリアンの合言葉である「我らの道」をコール!そして、いよいよ本編特別映像の上映がスタート。

※本記事は、『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の冒頭約30分に関する要素を含みます。ネタバレ(予告等で未解禁の情報)に触れておりますので、ご注意ください。

ディン・ジャリンとグローグーの新たな冒険がついに始まる!

息ぴったりな動きも披露! [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
息ぴったりな動きも披露! [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

映像の冒頭では、監督のジョン・ファヴローによる日本のファンに向けた「スター・ウォーズの日」のメッセージ動画、そして『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』バージョンのIMAXカウントダウン映像が流れ、続いて映しだされたのは、ファンならば見慣れた、宇宙をバックに「遠い昔、はるか彼方の銀河系で…」から始まる黄色い文字が浮かび上がるオープニングクロール。この時点で「スター・ウォーズ」が映画館に帰ってきたことを強く実感させてくれる。オープニングクロールでは、凄腕賞金稼ぎのマンダロリアン/ディン・ジャリンとグローグーは、新共和国に協力し、帝国軍の復活を画策する残党たちを追っていることが明かされる。

物語は雪で覆われた惑星にある、帝国軍残党が集まる基地から始まる。帝国軍の元士官を囲むように帝国軍を支持する人々が集まる会議の最中、基地にマンダロリアンが潜入したという警報が流れ、ディン・ジャリンとグローグーによる帝国軍残党の追跡劇が展開。

2脚歩行型ウォーカー、AT-RTに乗ったディン・ジャリン [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
2脚歩行型ウォーカー、AT-RTに乗ったディン・ジャリン [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

基地から逃げだした帝国軍士官は隠していた大型の四足歩行兵器AT-ATに乗り込み、山沿いの道を移動。ディン・ジャリンは敵兵から奪ったAT-RTに跨がり、グローグーと共に崖を駆け下りて追撃を仕掛ける。巨大なAT-ATに対し、ディン・ジャリンは狭い地形を利用する形で攻撃し、さらに鮮やかな手際で内部に侵入して自身の武器と環境を駆使してトルーパーたちを制圧する。見事なガンアクションに加え、様々なガジェットのつるべ打ちを披露する様子は、ディン・ジャリンの賞金稼ぎとしての優秀さを改めて印象付ける。一方、仲間を犠牲にしながら逃げ延びようとする帝国軍士官は、最後のAT-ATに爆薬を仕掛け小型艇で脱出を図るが、ディン・ジャリンがこれを撃墜。グローグーと共に爆発するAT-ATから離脱するシーンまでをテンポいい演出でいっきに見せる。

凛々しい表情のグローグー [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
凛々しい表情のグローグー [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

重厚感あふれるライティングと作り込まれたセットで撮影されたと思われるアクションシーンは、ドラマシリーズよりも映像がグレードアップしており大画面に映える作りとなっている。そして、相棒であるグローグーは直接戦闘で活躍はしないものの、成長したフォースの力を発揮する様子を見せつつ、雪にまみれてクシャミをしたり、射撃に集中しているディン・ジャリンに爆発のカウントダウンを知らせるべくヘルメットをポコポコと叩くなど、常に一緒に行動しているであろう信頼感を感じさせる動きを見せ、緊張感あふれるアクションのなかでの緩和の役割を担っている。これらのわずかなやり取りから、親子であり、相棒でもあるディン・ジャリンとグローグーの関係性の深さを見せるドラマも含めて、瞬く間に映画の世界に引き込まれてしまう。

マニア心をくすぐるビークルたちも登場!

AT-ATの爆発から脱出したディン・ジャリンとグローグーは、彼らを回収するために現れた宇宙船に乗り込む。その機体は、かつての反乱同盟軍から帝国軍を滅ぼしたことで新共和国軍となった組織所属のUウイング。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)で主人公たちが使っていた機体の同型船だ。それを操縦するのはアニメシリーズ「スター・ウォーズ 反乱者たち」で活躍したラサット人のゼブ。マニア心を踊らせるビークル、ドロイドとキャラの登場に喜ぶのも束の間、合流した3人が向かった新共和国軍の戦闘機が集まる航宙基地にはさらなるファン心をくすぐる描写が続く。Xウイングが周囲を飛行する基地には、YウイングやBウイングなど、メカ好きのシリーズファンを喜ばせる機体が勢ぞろい。

帝国軍の残党は4脚歩行のトランスポート、AT-ATに乗り逃亡を図る [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
帝国軍の残党は4脚歩行のトランスポート、AT-ATに乗り逃亡を図る [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

冒頭のアクションシーンでは帝国軍側の兵器をじっくりと見せたかと思えば、場面が変わると今度はディープなファンがいちいち反応してしまうキャラクターや反乱同盟軍で活躍した機体が総登場。巨大な画面に映しだされる、機械油のにおいがしそうなほど使い込まれた雰囲気をまとう数々の宇宙船の姿もまた、「スター・ウォーズ」が映画に帰ってきたと実感させられる作り込みを感じた。

とある人物の捜索のためハット・ツインズに接触…

シガーニー・ウィーバー扮する帝国軍残党を追うウォード大佐 [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
シガーニー・ウィーバー扮する帝国軍残党を追うウォード大佐 [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

映画公開前の特別上映としてはすでに十分な内容を見せてもらえたと思ったが、物語はさらに進む。ディン・ジャリンたちを迎えたのは、シガーニー・ウィーバー演じる新共和国軍の士官であり、パイロットでもあるウォード大佐。ここで、ディン・ジャリンは彼女からの依頼を受け、帝国軍復興を目論んで各地に潜伏する元帝国軍の士官の消息を追い、目的を阻止するための仕事を請け負っていることが明かされる。

ジャバ・ザ・ハットのいとこの双子ハット・ツインズ [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
ジャバ・ザ・ハットのいとこの双子ハット・ツインズ [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

一つの案件をこなしたマンダロリアンに課せられた次なる依頼は、帝国軍復興に大きく関わる人物ながら、その姿や素性に謎が多い人物、コマンダー・コインの捜索だった。コマンダー・コインの情報を持つとされるのが、ハット・ツインズ。ジャバ・ザ・ハットのいとこの双子であり、彼らによる依頼を引き受け、成功させた報酬としてコマンダー・コインの情報を提供するということであった。ギャング組織として悪名高いハット族に関わることを避けたがるディン・ジャリンに対し、ウォード大佐は賞金の代わりにディン・ジャリンのかつての愛機である宇宙船レイザークレストを進呈すると提案。懐かしの愛機に乗り込んだディン・ジャリンは、明言こそしないが新たな依頼を引き受けるべく動きだす。

ハット族の住む惑星ナル・ハッタで、ハット・ツインズからディン・ジャリンが依頼された内容とは、誘拐された彼らの甥であり、ジャバ・ザ・ハットの息子であるロッタの捜索だった。ロッタは3DCGアニメ映画『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』(08)に登場したキャラクター。ハット・ツインズもドラマ「ボバ・フェット」に登場しているなど、知っていればより深く、知らなくても世界観の広さを感じさせる設定が活かされており、また「スター・ウォーズ」シリーズらしいクリーチャーの存在感を見せつけてくれる。

ロッタ捜索のためディン・ジャリンは闘技場へ [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
ロッタ捜索のためディン・ジャリンは闘技場へ [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

依頼を完遂するために、ディン・ジャリンとグローグーは、ロッタが連れ去られたという惑星に向かう。そこで2人が情報収集を行うと、ロッタは大きく成長し、ハット族とは思えない筋肉が発達した姿となり、街の闘技場で戦士として大きな人気を博していることがわかる…というところで、約30分にわたる冒頭シークエンスの特別上映が終了。

『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』はファンを大満足させること間違いなし!

マンダロリアンとグローグーを主人公に据えた物語の冒頭は、「これぞ、『スター・ウォーズ』!」と呼べる要素が詰め込まれている。それもただ要素が羅列されているのではなく、マンダロリアンとグローグーの行動としっかり連動しており、見事な導入から始まる映像的迫力、そして続きを見たくなるドラマとマニア心をくすぐるディテールが絡み合うことで、「スター・ウォーズ」の劇場への堂々たる帰還が果たされていることが確信できる仕上がりとなっていた。また、IMAXという大画面での上映がさらなる没入感を付与している。

冒頭30分の特別映像を観た感想を改めて言うのであれば、「スター・ウォーズ」ファンにとっては大満足な内容であったことは間違いない。劇場公開が待ち遠しくて仕方なくなる特別上映であり、高い期待に応えてくれそうな雰囲気をいち早く味わえたことはファンにとっては大きな体験となっただろう。

『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』は5月22日(金)より公開! [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』は5月22日(金)より公開! [c]2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

そして、特別上映に行けなかった人も、この興奮はあと2週間足らずで味わうことができるので、ぜひ劇場の大画面で「スター・ウォーズ」の世界に足を踏み入れてほしい。

文/石井誠

元記事で読む
の記事をもっとみる