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モラハラ、DV、不倫。夫の本性に絶望した妻が決意! 新生児を抱えた彼女が離婚へと突き進む、100日間の戦い【書評】

  • 2026.5.3

【漫画】本編を読む

『離婚まで100日のプリン マンガでわかる 決別or再構築、どうしよう?』(きなこす:著、伊東有理子:コラム解説/KADOKAWA)は、モラハラ、DV、不倫という三重苦に直面した女性が、離婚に向けて一歩ずつ進んでいく100日間を描いた物語である。

主人公・プリ子は新生児を抱える専業主婦。夫・プリ彦からの猛アプローチを受けて結婚したものの、妊娠と出産を経て見えてきたのは、彼の思いやりのない言動と支配的な態度だった。モラハラやDVを受け、さらに不倫も発覚して心も体も削られるような日々の中、プリ子は「このままではいけない」と思い、信じていた夫の裏切りに傷つきながらもシングルマザーとして生きることを決意。離婚に向けた行動を始める。

離婚のために証拠を集め、離婚後の生活費や住まいを考え、そして子どもの将来を見据えながらプリ子は少しずつ準備を進めていく。その過程を「100日」という時間の流れで描いている点が本作の特徴だ。離婚は勢いだけでは進められない現実がよくわかり、読み手は彼女と一緒に「次はどう動くべきか」を考えながら物語を追うことになる。

さらに本書には、離婚問題を扱う弁護士が監修したコラムも収録されている。離婚を考えたときに準備しなければならないことのほか、証拠の集め方や話し合いの進め方といった情報がわかりやすくまとめられているため、物語を楽しみながら行動を起こす際に必要な知識も得られるのも特徴だ。

夫婦間や家庭のなかで生まれた苦しさや葛藤を描きながら、「自分はどう生きたいのか」という問いを投げかけてくる本作。離婚か、関係の再構築か。その選択におそらく完全なる正解はないが、そんな問題に直面している人にとって、自分の人生を取り戻すためのヒントやきっかけを与えてくれるかもしれない。

文=ちゃむ

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