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元男性が所属する「トランスジェンダーチーム」との対戦を棄権するな…リーグ参加の女子チームに命令か

  • 2026.5.2

オーストラリアのシドニーで行われているアマチュア女子サッカーリーグで、トランスジェンダー選手を中心として構成されているチームへの抗議活動が禁止されていたという。

『DailyMail』によれば、問題になっているのは今季シドニー北部の地域で行われているノーザン・サバーブスサッカー協会スーパーリーグに参戦しているフライング・バッツというクラブであるとのこと。

フライング・バッツは公式サイトで「世界最大のLGBTクィア+女性およびノンバイナリーによるサッカークラブ」と明記されているチーム。トランスジェンダーやシスジェンダーなどの選手を尊重することがクラブのフィロソフィーとして設定されている。

2024年にはかつて男性であったトランスジェンダー選手を5名擁し、リーグ16
試合全てに勝利を収め、65得点4失点という圧倒的な強さで優勝を果たしていた。ただ、その勝利のうち6つは相手チームの棄権によるもので、プレーオフでも準決勝の相手が対戦を拒否して不戦勝となっている。

そして、今季新たに発足したノーザン・サバーブスサッカー協会スーパーリーグは、参加している各チーム全てに対して「フライング・バッツとの試合を棄権しない」という合意書にサインするよう指示したとのことだ。

記者のベン・フォードハム氏は内部告発者のコメントを引用し、「協会は全選手に署名をさせていた。最高峰のスーパーリーグでプレーしたいチームは、男子選手で構成されるフライング・バッツとの試合を棄権しないように明記されている」と伝えた。

また、「ホーンビー・ハイツというクラブは昨年トップリーグにいたが、今季は参戦していない。これは棄権を禁止された契約にサインすることが前提となっていることを関係があるかもしれない」とも。

なお今季のノーザン・サバーブスサッカー協会スーパーリーグでフライング・バッツは初戦で引き分け、さらに第2節からは2連敗を喫しているという。

筆者:石井彰(編集部)

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