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細田守監督「6館から始まった」『時かけ』20周年記念『原点/展』キービジュアル公開、チケット発売中

  • 2026.4.25

2026年6月20日(土)から東京・京橋のCREATIVE MUSEUM TOKYOで開幕する『細田守の原点/展』の前売券やオリジナルグッズセット券がe+で販売スタートしたほか、キービジュアルと監督コメントも公開された。

細田監督の机の上で再会する、真琴と千昭、健二と夏希、雨と雪

『細田守の原点/展』キービジュアル。細田監督の机の上で、代表作3本のキャラクターたちが再会する
『細田守の原点/展』キービジュアル。細田監督の机の上で、代表作3本のキャラクターたちが再会する

キービジュアルは、絵コンテや作業道具が並ぶ細田監督の机をイメージした空間に、代表作3本のキャラクターたちが集まっている。机の上で向かい合うのは『時をかける少女』の真琴と千昭。窓辺に寄り添って座るのは『サマーウォーズ』の健二と夏希。そして元気いっぱい駆け抜けるのは『おおかみこどもの雨と雪』の雨と雪だ。窓の外には、細田作品でおなじみの入道雲。映画の名シーンと監督の手仕事の質感が重なり合い、“細田守作品の創作のはじまりの場所=原点”が一つの絵に凝縮されている。

「もがきながら必死に作り上げた」細田監督からのコメント

『サマーウォーズ』場面写真。細田作品の「青い空、白い雲」を象徴する1枚
『サマーウォーズ』場面写真。細田作品の「青い空、白い雲」を象徴する1枚

展覧会の開催に向けて、細田監督からコメントが到着した。『時をかける少女』は当初6館での小規模公開だったこと、それを多くの観客が見つけて支えてくれたことが「計り知れない励まし」だったと語り、20年の節目の展覧会でファンへの感謝を伝えたいという。全文は以下の通り。

<細田監督コメント>

「自分で映画を一本作りたい」という思いから『時をかける少女』を企画し、その制作が実現したことは、私にとって映画監督としての大きな出発点となりました。

もがきながら必死に作り上げた『時をかける少女』は、当初6館での小規模な公開でした。それにもかかわらず、驚くほど多くの方々が熱を持ってこの作品を見つけ、支えてくださったことは、私にとって計り知れない励ましとなりました。

公開から20年という節目にあわせて開催される今回の展覧会を通して、これまで作品を愛し、支えてくださったみなさまへ、改めて感謝の気持ちをお伝えできればと思います。

『時をかける少女』場面写真。夕焼けの河川敷で向き合う真琴と千昭
『時をかける少女』場面写真。夕焼けの河川敷で向き合う真琴と千昭

絵コンテ、原画、美術ボード…制作資料300点以上

『おおかみこどもの雨と雪』の原画。雨と雪、花の姿が鉛筆の線で描き起こされている
『おおかみこどもの雨と雪』の原画。雨と雪、花の姿が鉛筆の線で描き起こされている

会場では『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』を中心に、絵コンテ、レイアウト、原画、美術ボードなど300点以上の制作資料が並ぶ。天井高5メートル、約1200平方メートルの大空間を生かした映像展示では、各作品の名シーンを体感できる仕掛けも用意される。

『サマーウォーズ』の原画。鉛筆の線に作画の息遣いが残されている
『サマーウォーズ』の原画。鉛筆の線に作画の息遣いが残されている
『時をかける少女』の原画。真琴が全身で跳躍するあのカット。「キャラサイズ(A)」の指示書き込みなど、作画監督とのやり取りも見てとれる
『時をかける少女』の原画。真琴が全身で跳躍するあのカット。「キャラサイズ(A)」の指示書き込みなど、作画監督とのやり取りも見てとれる

併設の「CREATIVE MUSEUM TOKYO CAFE」では、『サマーウォーズ』を中心に細田監督の作品世界を楽しめる「OZカフェ」がオープン。オリジナルグッズを扱う特設ショップも展開される。グッズとカフェメニューの詳細は後日発表とのことで、続報を待ちたい。

チケット発売中。じゃばらポストカードとマフラータオルのセット券は数量限定

東京会場のチケットは、2026年4月18日よりからe+で販売中。

前売券:一般・大学生2300円、高校生1300円、小・中学生800円

当日券:一般・大学生2500円、高校生1500円、小・中学生1000円

注目は数量限定のグッズ付きセット券2種。一つ目は「『細田守の原点/展』オリジナルじゃばらポストカードセット券」(3100円)。キービジュアルとティザービジュアルを使ったじゃばら仕様のポストカードが付属する。

「『細田守の原点/展』オリジナルじゃばらポストカードセット券」(3100円)の付属グッズ
「『細田守の原点/展』オリジナルじゃばらポストカードセット券」(3100円)の付属グッズ

もう一つは「KING KAZMA vs LOVE MACHINEマフラータオルセット券」(4800円)。『サマーウォーズ』で仮想世界OZの命運を分けた、あの激突をモチーフにしたマフラータオル付き。いずれも数量限定のため、気になる人は早めのチェックを。

「KING KAZMA vs LOVE MACHINEマフラータオルセット券」(4800円)の付属グッズ
「KING KAZMA vs LOVE MACHINEマフラータオルセット券」(4800円)の付属グッズ

4Kリバイバル上映は7月3日から全国147館で

展覧会と並行して、『時をかける少女』の4Kリバイバル上映も2026年7月3日(金)からスタートする。全国147館での上映が決定しており、劇場は今後も追加される予定。料金は大人1700円、高校生以下1000円。

新宿ピカデリー、109シネマズプレミアム新宿、丸の内ピカデリー、MOVIX仙台、MOVIXさいたま、イオンシネマみなとみらい、テアトル梅田ほか、全国の主要劇場がラインナップ。4K素材での上映だが、劇場やスクリーンによっては2K上映になる場合がある点には注意したい。オリジナル入場者特典の配布も予定されており、詳細は後日発表される。

東京のあとは大阪・福岡へ巡回

『細田守の原点/展』は東京会場終了後、大阪と福岡へ巡回する。

【東京会場】

会期:2026年6月20日(土)~8月31日(月)

会場:CREATIVE MUSEUM TOKYO(東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 6階)

【大阪会場】

会期:2026年10月28日(水)~2027年1月4日(月)

会場:グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ

【福岡会場】

会期:2027年1月22日(金)~3月28日(日)

会場:福岡市美術館

300点以上の絵コンテ、レイアウト、原画、美術ボード。あの名シーンが、鉛筆の線やラフな色指定の段階でどう組み立てられていたのか。完成した映画をスクリーンで観るのとはまったく違う角度から、細田作品に向き合える機会になりそうだ。

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