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文筆家・つやちゃんが選ぶ、2026年夏フェス&ライブで絶対に見逃せないアーティスト9選

  • 2026.4.21
Getty Images

いよいよ2026年のフェスシーズンが到来。サマソニ & フジロックから単独来日公演まで、文筆家・音楽ライターのつやちゃんさんに今夏見逃せないアーティストをASK! 海外アーティスト招へいのコストが大幅に上昇する中、今年はメガスター偏重ではなく、注目すべき実力派が揃ったラインナップ。バンドやクラブサウンドのグルーヴを独自の感性で昇華させた、心地よい“ネオオーガニック”なサウンドを体感させてくれるアーティストが多いのも特徴だ。

keshiやオードリー・ヌナ、今年のコーチェラでも存在感を発揮した藤井風やレイヴェイまで、ELLE読者におすすめしたい9組の必見アーティストを、海外来日アーティストを中心に紹介。

★教えてくれたのは…
つやちゃん/文筆家・音楽ライター
著書に『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』『スピード・バイブス・パンチライン ラップと漫才、勝つためのしゃべり論』等。X: @shadow0918

フェスのラインナップが続々発表。今年の注目アーティストは?

1.ケシ(keshi)/SUMMER SONIC

Maya Dehlin Spach / Getty Images

2025年に開催したワールドツアー日本公演は追加公演が行われるなど、日本での注目度も高いkeshi。「ベッドルームポップ」的な音楽性と耳元でささやくような色気のある歌声が特徴だが、その歌声は大きな会場でも埋もれることなく響き渡り、贅沢でリラクシングな空間を作り出してくれる。

ファンが歌詞を覚えて合唱する定番曲「LIMBO」や、人気曲「Soft Spot」「Say」などのパフォーマンスは必見!

2.スティーヴ・レイシー(Steve Lacy)/SUMMER SONIC

Joseph Okpako / Getty Images

バンド「ジ・インターネット」出身のスティーヴはグラミー賞受賞歴もある実力派。軽やかなギター演奏とグルーヴが心地よく、ミニマルなフレーズを重ねていくようなループ的な音楽性はTikTokでも大ヒット。バイラルヒット曲「Bad Habit」は、誰もが盛り上がれること間違いなし!

バイセクシャルを公表している彼のジェンダー横断的なきらびやかな衣装や、70年代的なグラムロックの要素を感じさせるステージングも、ライブで観る醍醐味のひとつ。

3.オードリー・ヌナ(Audrey Nuna)/SUMMER SONIC

Paul Kane / Getty Images

Netflix映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』に登場するガールズグループHUNTR/Xのメンバー・ミラの歌声を担当し、大衆的な注目度も急上昇中のオードリー。「スタイリングまで含めて作品」とも言えるような唯一無二のファッションセンスと、無機質なのにどこかチャーミングなキャラクターが魅力で、その不思議な世界観はミュージックビデオに凝縮されている。

ヒップホップや実験的なポップをベースにしつつも、ジャンルにとらわれない中毒性のあるサウンドが特徴。映像美が光る「Comic Sans」や「Mine」は、ミュージックビデオを事前に見てからステージを楽しみたい!

4.アーロ・パークス(Arlo Parks)/FUJI ROCK FESTIVAL

Joseph Okpako / Getty Images

マーキュリー・プライズ & ブリット・アワード受賞アーティストであるアーロ・パークス。クィアな視点を織り込んだ歌詞を、繊細で儚げながらも芯の強さを感じさせる歌声で表現する。

自身のルーツであるクラブカルチャーに影響を受けた約3年ぶりの新作『Ambiguous Desire』は、これまでの良さを残しつつもハウスなどクラブサウンドを取り入れた、新感覚のインディポップ。同作の先行シングル「Heaven」のクラブサウンドがライブでどのようにアレンジされるのか期待したいところ。デビューアルバムのヒット曲「Too Good」も必聴ソングのひとつ。

5.クルアンビン(Khruangbin)/FUJI ROCK FESTIVAL

Kristy Sparow / Getty Images

ライブアルバムを多数リリースするなど、ライブバンドとして根強い支持を集めるクルアンビン。タイファンクなどアジア要素も取り入れたその音楽は、サイケデリックでエキゾチック、そしてヴィンテージ感溢れるサウンドが特徴。

ブルージーなギターが印象的な代表曲「People Everywhere (Still Alive)」は、レトロな雰囲気の中で心地よく乗れるライブの定番ソングだ。涼しい苗場のステージで、彼らの音楽にふわふわと酔いしれて。

6.藤井 風/FUJI ROCK FESTIVAL

Jeremychanphotography / Getty Images

運営側が数年前からラブコールを送り続けていた藤井風が、今年フジロックに待望の初出演! 彼の余裕に満ちた音楽性が、夏の苗場の夕暮れにぴったりであることは間違いない。さらに、都市型フェスとは異なるフジロックならではのアレンジやパフォーマンスにも期待したいところ。

ライブでの盛り上がりといえば、映像でも常に会場が一体となっている「まつり」は見逃せない!

<And more!>「GREENROOM FESTIVAL」に注目

横浜の赤レンガ倉庫で開催され、「セーブ ザ オーシャン(Save The Ocean)」をコンセプトに掲げる音楽&アートのカルチャーフェス「GREENROOM FESTIVAL」。サーフカルチャーを取り入れた独自のコンセプトと充実したラインナップで、来場者も年々増加している。今年はエラ・メイやジャネール・モネイ、ジョン・バティステなど、海風に当たりながら聴くのに最高のR&Bアーティストが集結!

実力派アーティストの単独来日公演も見逃せない!

7.レイヴェイ(Laufey)

Josh Brasted / Getty Images

アイスランドと中国にルーツを持つ、バークリー音楽大卒のシンガーソングライター。クラシックをベースにジャズ、ポップやボサノヴァを横断する独自の音楽性と、Z世代らしいリアルな歌詞や感情表現で、TikTokを起点にリスナーを広げた次世代スター。

繊細なボーカルや親しげなMC、そして観客ごと巻き込まれるロマンティックな世界観がライブの魅力で、海外公演ではその世界観を意識したドレスルックで訪れるファンも少なくない。観客の合唱が起こる代表曲「From The Start」や、手拍子が印象的 & MVを東京で撮影した一曲「Lover Girl」は盛り上がること間違いなし!

8.サンダーキャット(Thundercat)

Joseph Okpako / Getty Images

ジャズをベースに、ヒップホップやR&B要素もミックスさせた超絶技巧のベーシスト。彼が鳴らすファンキーな音色は、ベースに詳しくなくても分かるほどのテクニックの高さを誇る。そんな彼のライブは日本でも大人気で、サンダーキャット本人もゲームやアニメを愛する大の日本好き。

親交の深かった故マック・ミラーへ捧げる曲を以前もリリースした彼だけど、最新アルバム『Distracted』に収録された「She Knows Too Much」は、マックとの未発表コラボ曲。ライブでも披露される可能性が高く、彼の感情豊かなパフォーマンスを目に焼き付けたい。

9.ケイト・ル・ボン(Cate Le Bon)

Robin Little / Getty Images

数々のインディーバンドやアーティストのプロデュースを務め、音楽好きの間で根強い支持を集めているケイト・ル・ボンが、待望の初来日公演を6月に開催。

アートポップ的なおしゃれな音楽はもちろん、こだわりの詰まったアルバムのアートワークやミュージックビデオまで高く評価されている。落ち着いた雰囲気のビルボードライブで、ケイトの洗練されたサウンドを堪能できるなんて贅沢!

公演スケジュールをcheck!

SUMMER SONIC 2026(ケシ、スティーヴ・レイシー、オードリー・ヌナ)

日程:8月14日(金)・15日(土)・16日(日)開場9:00(大阪会場10:00)/開演11:00
東京会場:ZOZOマリンスタジアム & 幕張メッセ 大阪会場:万博記念公園

FUJI ROCK FESTIVAL '26(アーロ・パークス、クルアンビン、藤井風)

日程:7月24日(金)・25日(土)・26日(日)開場9:00/開演11:00
場所:新潟県湯沢町苗場スキー場

GREENROOM FESTIVAL'26

日程:5月23日(土)・24日(日)開場11:00/開演12:00
場所:横浜赤レンガ倉庫

Laufey: A Matter of Time Tour(レイヴェイ)

日程:6月5日(金)開場18:00/開演19:00
場所:東京ガーデンシアター

THUNDERCAT JAPAN TOUR 2026(サンダーキャット)

日程:5月19日(火)・20日(水)・21日(木)・22日(金)開場18:00/開演19:00
東京公演:豊洲PIT (19日、20日) 大阪公演:なんばHatch(21日) 名古屋公演:COMTEC PORTBASE(22日)

Cate Le Bon(ケイト・ル・ボン)

日程: 6月9日(火)・11日(木)
1stステージ:開場16:30/開演17:30 2ndステージ:開場19:30/開演20:30
横浜公演:ビルボードライブ横浜(9日) 東京公演:ビルボードライブ東京(11日)

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