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「女子だけだから大丈夫」と信じていたグループチャットが社内に晒された日、私は加害者になった

  • 2026.4.18
ハウコレ

軽いノリだった。悪意なんてなかった。でもそれは全部、自分に都合のいい言い訳でした。

ただの悪ふざけ

飲み会の席で撮った写真を、女性社員だけのグループチャットに投稿しました。「このハゲ方ウケるんだけど」。深く考えてはいませんでした。女子だけの空間で、ちょっとした笑い話。みんなスタンプで反応してくれて、場が盛り上がる。それが楽しかっただけです。

グループの一人が「やめたほうがよくない?」と送ってきたとき、「気にしすぎだって」と返しました。「女子だけだから大丈夫だよ」とも。閉じた空間だから安全。そう本気で思っていたのです。

崩れた「安全」

月曜の朝、同僚に肩を叩かれて社内掲示板を見せられた瞬間、血の色が引いていくのがわかりました。あのチャットのスクリーンショットが、誰でも見られる場所に貼られていました。

私のアイコン、私のコメント、私が撮った写真。全部、そのまま。周囲の視線が突き刺さり、昼まで持ちませんでした。早退して、翌日から出社できなくなりました。

逆の立場

家で何日も過ごすうち、ひとつの考えが何度も浮かびました。もし男性社員のグループチャットで、自分の体型や顔を笑う投稿が並んでいたら。「あの脚の太さヤバい」「あの顔で化粧してもね」。想像しただけで、胸が苦しくなりました。

それを私は、誰かに平気でやっていた。「女子だけだから」という言葉で蓋をして、自分がやっていることの意味から目を背けていたのです。

そして...

流出のあと、笑われていた男性社員が何事もなかったように出勤していたと聞きました。私が出社できなくなったのに、笑われた本人は普通に働いていた。その事実が、何よりこたえました。傷つけた側の私が被害者のように家にこもり、傷つけられた側が何も言わずに日常を続けている。加害者は、私でした。「女子だけだから大丈夫」あの言葉が、今も耳の奥で繰り返し聞こえています。

(30代女性・営業事務)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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