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人気エッセイ『この味もまたいつか恋しくなる』が主演・高橋一生でドラマ化「この作品には静かに心に触れてくる魅力があります」

  • 2026.4.16
ドラマ『この味もまたいつか恋しくなる』主演の高橋一生 width=
ドラマ『この味もまたいつか恋しくなる』主演の高橋一生

高橋一生を主演に迎え、人気作家・燃え殻のエッセイ『この味もまたいつか恋しくなる』のドラマ化が決定。2026年秋以降、BS・BSP4Kにて全2話(各60分)で放送される。

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料理や酒をきっかけに、ふと思い出すあの日、あの人とのほろ苦い記憶――。そんなちょっと切ないストーリーをつづった人気作家・燃え殻のエッセイが、『探偵ロマンス』『コトコト〜おいしい心と出会う旅〜』の坪田文による脚本で映像化される。

主演の高橋が演じるのは、物書きとして生計を立てる“僕”。日々の暮らしの中でふと立ち上がる、食にまつわるエモーショナルな記憶を、情緒豊かに描き出す。

文筆業をなりわいとする主人公の“僕”は、時折仕事に行き詰まる。くっついたり離れたりを繰り返す彼女との関係も最近は微妙で、どこか苦手な編集者とも仕事上付き合わなければならないが、何とか折り合いをつけてやっている。

彼女と食べた横浜のシーフードドリアは、熱いソースを白ワインの冷たい酸味で流し込んだ。ゴールデン街には、薄いハイボールを飲ませてくれるバーがあったが、中島らもに似たあの店主は今どこにいるのだろうか。夜勤明けによく通っていた牛丼屋も、なじみだった店員はもういない――。これは、僕の「この味」にまつわる8つのストーリーだ。

高橋は「燃え殻さんの言葉には、日常の中に埋もれているはずの感情や記憶を、そっとすくい上げる力があると感じています。『この味』もまた、食べ物そのものの話でありながら、そこにまつわる誰かとの時間や、言葉にならなかった思いまで浮かび上がってくる、豊かな作品だと思いました」とコメントを寄せた。

ドラマ『この味もまたいつか恋しくなる』は、BS・BSP4Kにて2026年秋以降に放送予定(全2話)。

※高橋一生、燃え殻のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■主演:高橋一生

燃え殻さんの言葉には、日常の中に埋もれているはずの感情や記憶を、そっとすくい上げる力があると感じています。『この味』もまた、食べ物そのものの話でありながら、そこにまつわる誰かとの時間や、言葉にならなかった思いまで浮かび上がってくる、豊かな作品だと思いました。

物語を読んだとき、味の記憶というものが、単なる懐かしさではなく、そのとき一緒にいた相手の気配や、自分でも忘れていた感情を呼び戻すものなのだと、改めて感じました。人は何を食べたかだけではなく、誰と食べたか、どんな思いでその時間を過ごしたかを、心に残しているのだと思います。

この作品には、強く声を上げるのではなく、静かに心に触れてくる魅力があります。その繊細さと余白が、この作品の中でどのように立ち上がっていくのか、私自身楽しみにしています。

ご覧になる方それぞれの中にも、きっとふと恋しくなる“誰か”や“ある時間”が立ち上がる作品になるのではないでしょうか。

■原作:燃え殻

僕は大してグルメではない。担当の編集者から、「食にまつわるエッセイを書いてみませんか?」と言われたときは、すぐに断ろうと思った。「同じ料理でも、誰と一緒に食べたかで、記憶の残りかたが変わってきますよね」と続けて言われたときに、それはそうかもな、と思って、俄然取り組んでみたくなった。ある料理を口にしたとき、日常では忘れていた、いつかの誰かとの記憶のスイッチが、カチッと入ってしまう、ということはないだろうか? 彼女との最後の朝食になったシーフードドリア。父が作ってくれた油ギトギトの炒飯。JAZZよりサザンが好きな喫茶店マスターの浅煎り珈琲。「東京の母」と慕う中国人女性が豪快に握るおにぎり。電話越しだけど、一緒に食べた深夜のモナカアイス。僕の記憶のスイッチがカチッと入る瞬間――。坪田文さんの脚本を、ひと足先に読ませていただいて、そんな断片が、走馬灯のように美しく儚く展開されていく様に、早くも感動しております。高橋一生さんの演じる主人公と一緒に、恋しくなる瞬間に立ち会えることを楽しみにしています。

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