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どこから計算するのが正解?「(6÷3)×0+0+(2×6)」→10秒でチャレンジ

  • 2026.5.17
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今回の問題は、少し長めの計算式です。制限時間は10秒と短めなので、どれだけ計算を効率化できるかがカギになりますよ。

ヒントは、「計算順序」です。

さっそく挑戦してみてください。

問題

次の計算をしなさい。
(6÷3)×0+0+(2×6)

※制限時間は10秒です。

解答

正解は、「12」です。

今回の問題に含まれている演算は五個。制限時間が短い中で、この演算量はきつい…。そう思う人もいるかもしれません。

しかし、次の「ポイント」を見れば、そんな式の印象ががらりと変わるはずです。

ポイント

この問題のポイントは「0に注目すること」です。

今回の問題には、0が二つ含まれています。この0を上手に利用すると、次のように計算をショートカットできます。

(6÷3)×0+0+(2×6)
=2×6
=12

実はこの問題、とても簡単な掛け算を一つするだけで、正解にたどり着けるのですね。

では、どうしてこのような計算ができるのかを考えてみましょう。

最も大事なのは、この問題の計算順序を最初に把握することです。

計算順序のルールは、以下のようになっています。

<計算順序のルール>
次の順序で計算します。
1.括弧の中(※括弧には()や{}などの種類があります。)
2.掛け算・割り算
3.足し算・引き算

※同じ優先順位の計算がある場合は、左から計算します。

このルールに沿って、今回の問題の計算順序を確認してみましょう。

(6÷3)×0+0+(2×6)

最初に計算すべきは(6÷3)と(2×6)で、そのあとに×0をすればよいことが分かりますね。

さて、ここで一番目と二番目の計算が絡んでくる(6÷3)×0なのですが、計算をするまでもなく答えは0になることが分かります。■がどんな数であれ、■×0=0になるからです。ここでは、先に計算する6÷3の答えを■と置いて考えればよいでしょう。

すると、式は次の形になります。

(6÷3)×0+0+(2×6)
=0+0+(2×6)

0+0の部分は、答えに影響を与えませんね。よって、この問題は2×6の計算結果がそのまま式の答えになるというわけです。

なお、計算順序のルールに沿って、真面目に計算すると次のようになります。

<真面目に計算した場合>
(6÷3)×0+0+(2×6)←()の中から計算する
=2×0+0+12←次に掛け算をする
=0+0+12←足し算だけなので左からする
=12

真面目に計算してもそこまで時間がかかるわけではありませんが、0の計算が繰り返されるのでやや無駄な感じがするかもしれません。

制限時間が短い場合は、できるだけ効率的に計算できる方法を選んだ方が楽です。

まとめ

今回の問題は、いかがでしたか?

一見難しそうな式でも、0に注目すると簡単な式に早変わりしましたね。

ただし、このような計算のショートカットをするには、式の正しい計算順序が見えていることが不可欠です。計算順序を把握することで「式のどの部分までが0になるのか」が分かるようになるからです。

他の問題でも、計算を効率化する方法を考えてみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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