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GWの最中、バイトテロならぬ“社員テロ”?若手銀行員による不祥事が発覚…謝罪の事態に「これは普通に怖い」 

  • 2026.5.4
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

新年度が始まり、新入社員のフレッシュな話題が増えるこの時期。そんな中、ある企業で起きた“軽い気持ちの投稿”が大きな波紋を呼んでいます。

西日本シティ銀行で、従業員が執務室内の様子をSNSアプリに投稿していたことが発覚し、公式に謝罪する事態となったのです。投稿された動画や画像の中には、個人情報が記されたホワイトボードやパソコンの画面などが映り込んでいました。

日常を気軽にシェアできる時代だからこそ、改めて「SNSとの付き合い方」が問われています。

「何気ない投稿」がなぜ問題に?銀行が謝罪した経緯

西日本シティ銀行は2026年4月30日、公式X(旧Twitter)で「お詫びとお知らせ」を発表しました。内容は、従業員が営業店の執務室内を撮影した動画や画像をインターネット上に投稿し、それが拡散していたことが判明したというものです。

投稿された動画や画像には、7名分の顧客の氏名が書かれたホワイトボードが映り込んでいたほか、一部報道ではパソコン画面や職員とみられる人物も確認されています。

これを受けて同行は、「社会的・公共的に大きな役割を担い、信用を旨とする金融機関として、このような事態を招いたことを深く反省しております」とコメントし、公式に謝罪。再発防止に向けて、コンプライアンスの徹底や情報管理体制の強化に取り組む方針を示しました。

今回の投稿に使われたとされるのが、若者を中心に人気のSNSアプリ「BeReal(ビーリアル)」です。

BeRealは“写真投稿型SNS”で、1日1回ランダムなタイミングで通知が届き、その2分以内に撮影した無加工の写真を投稿する仕組みが特徴。「盛らないSNS」として、ありのままの日常を共有できる点が支持されています。

「ありのまま」がリスクに…業務中SNSの危険性とは

まず前提として、業務中に私的なSNS投稿を行うこと自体、多くの企業でルール違反とされています。業務への集中を欠くだけでなく、企業の信用にも関わるためです。

さらに問題なのが、情報漏洩のリスクです。BeRealのように「その瞬間」を切り取るアプリでは、背景への注意が甘くなりがちです。たとえば、何気なく撮影した一枚に、パソコン画面や書類、社内資料などが映り込んでしまう可能性があります。

総務省も、写真の背景から生活範囲や機密情報が特定される危険性を指摘しています。建物の外観やホワイトボードの内容、パソコン画面の一部などから、思わぬ情報が読み取られてしまうケースもあるのです。

また、警視庁もSNS投稿に関する注意喚起を行っています。「フォロワー限定だから大丈夫」といった何気ない投稿でも、スクリーンショットや転送によって拡散され、会社の信用失墜や、法的責任を問われる事態に発展するリスクがあるとしています。

「やってしまいそう」「新人あるある?」SNSで広がるさまざまな声

今回のニュースを受けて、SNS上ではさまざまな意見が飛び交いました。

  • これは普通に怖い。背景って意外と見てないし、気軽にやってしまいそう。
  • BeRealって油断するよね。通知きたらとりあえず撮っちゃうし。
  • もし新入社員なら危機管理が働いていなかったのかな…新人あるあるかもね。
  • 金融機関の信用が問われるね。
  • バイトテロならぬ社員テロ

といったように、危機感を示す声が多く見られます。

このほか、

  • 企業側の教育不足では?
  • 入社時にSNSルールをもっと徹底すべき。
  • 撮影している時って他の職員は見てなかったのかな。

といった、企業の管理体制を問う意見も上がっています。

SNSは使い方を誤れば大きなリスクになることを、多くの人が改めて実感したようです。

気軽な投稿ほど慎重に “見られている前提”を忘れずに

今回の一件は、特別な悪意があったというよりも、「つい投稿してしまった」という感覚に近いものだったのかもしれません。だからこそ、多くの人にとって他人事ではない問題といえます。

SNSは便利で楽しいコミュニケーションツールですが、一度投稿した情報は不特定多数の目に触れる可能性があります。特に仕事に関わる場面では、「見られていること」を前提に慎重な判断が求められます。

新しい環境に慣れていくこの時期だからこそ、改めてSNSとの距離感を見直すきっかけにしたいところです。

参考:
SNSの正しい利用(総務省)