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【2026ヘアトレンド】無造作キュートな「フレンチガールヘア」に注目!

  • 2026.4.10
REPORTERS ASSOCIES / Getty Images

1970年代のブリジット・バルドーの無造作なブロンドヘアから、ジェーン・バーキンのアイコニックなバングスまで、「フレンチガールヘア」は常に、世界中の憧れの的となってきた。タイムレスで永遠にシックなフレンチボブもまた、世界中のセレブやモデル、ビューティエディターたちに愛され続けている。

フレンチガールヘアに欠かせないのは、自然な質感やランダムにカットした毛先など。そのフランスらしい肩の力が抜けたアプローチは変わることがないものの、カットやスタイリングは、その他のあらゆるものと同じように、シーズンごとのトレンドによって微妙に変化し続けている。

そうした変化を何より明確に示し、私たちが新たに取り入れたいスタイルについてのインスピレーションを与えてくれるのが、パリ・ファッションウィーク。2026-27秋冬シーズンのランウェイに登場したモデルたちのルックからわかるのは、定番のヘアスタイルが復活する中、意外にも自然で無造作なスタイル、オフデューティの雰囲気があるスタイルが多く見られたということ。

例えば、「クロエ」や「イザベル マラン」、「ジマーマン」は、アイコニックなボヘミアンの質感を取り入れ、「ヴィクトリア・ベッカム」や「ヴィヴィアン・ウエストウッド」、「アン ドゥムルメステール」は新たに、より洗練された解釈による独自のスタイルを作り上げていた。

Matteo Valle / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

「2026年のフレンチガールヘアに欠かせないのは、『肩の力が抜けたラグジュアリー』です。気負いのない、自然な雰囲気でありながら、サロンで仕上げたようなクオリティを感じさせるスタイルです」と語るのは、「マックイーン」や「エルメス」、「クロエ」をはじめとする数々のショーを手がけたセッションスタイリストのアンソニー・ターナー。

「手をかけすぎたり、過度に作り込んだ印象を与えたりしないこと、ナチュラルに、そして上質に見えることが大切です」

Matteo Valle / Getty Images

私たちが新しいスタイルにフレンチガールの雰囲気を取り入れるために、知っておくべきポイントは、どのようなことだろうか。モダンで洗練された、旬のフレンチガールヘアを実現するためのヒントとは──?

「フレンチガールヘア」とは?

ではまず、どのようなスタイルを「フレンチガールヘア」と呼ぶのだろうか? 最もわかりやすい例を挙げるなら、それはこのアイコニックなスタイルを世に広めたフランスのシンガーソングライター、フランソワーズ・アルディと、女優で歌手のブリジット・バルドーとジェーン・バーキンのヘアスタイルだ。

いずれも柔らかで軽く、ふんわりとした質感と、レイヤーの入ったランダムなカットが特徴的なスタイルで知られている。3人それぞれに異なるスタイルではあったものの、共通していたのは、エフォートレスでクールな魅力をたたえたスタイルだということ。

ブリジット・バルドー Sunset Boulevard / Getty Images

さらに具体的な例を挙げれば、ソフト・レターボックス・バングス、カーテンバングス、誰もが憧れるフレンチボブなどが、そうしたスタイルにあたる──フレンチガールヘアの影響力が今もなお揺るぎないものであり続ける理由が、きっとわかるはず。

イギリスにあるヘアサロン「ザ・シークレット・ガーデン(The Secret Garden)」の共同経営者、ジョージ・ウォーターフィールドはフレンチガールヘアについて、「美学のひとつ、スタイルの選択肢のひとつです」と語る。自然で肩の力が抜けた雰囲気と、わずかに不完全な感じもあるこのスタイルは、「実はとても汎用性の高いスタイル」であるとのこと。

そして、自分なりのフレンチガールヘアを見つけるためには、自分のライフスタイルやルーティンに無理なく溶け込むスタイルを選ぶことがポイントだと述べている。大切なのは、「頑張りすぎないこと」。それこそが、「究極のクールガールらしい洗練された雰囲気を生み出す」のだという。

「エフォートレスな質感や自然な動き、最小限の手間で済むようにすることが、このスタイルを完成させる秘訣です」

2026年におけるフレンチガールヘアは?

1960年代のヘアスタイルの代名詞でもあるフレンチガールヘアは、現代においてもトレンドのルックの完璧なお手本になっている。ロンドンにあるヘアサロン、ジョン・フリーダ・サロンのヘアスタイリスト、ユージーン・スミスは、シックで自然体なスタイルとされてきたフレンチガールヘアは、実際には「ラインが明確なボブと整えた前髪が特徴」だと話す。

「今のトレンドは、自然な質感と、束感のあるラフな感じの前髪です。エッジがありながら柔らかく、フランスの女性たちならではの肩の力が抜けた、洗練された雰囲気を持ったスタイルです」

ジェーン・バーキン REPORTERS ASSOCIES / Getty Images
デイジー・エドガー=ジョーンズ WWD / Getty Images

そうしたスタイルを取り入れているセレブといえば、ジェーン・バーキン風バングスにしているダコタ・ジョンソンやデイジー・エドガー=ジョーンズなど。また、フランスのインフルエンサー、カミーユ・シャリエールやモデルのカミーユ・ロウ、イギリスのアレクサ・チャンなどは、特に主張するカットではないナチュラルなロングヘアでも、完璧なレイヤーと質感づくりによって、パリっ子らしいシックなヘアスタイルにできることを証明している。

いっぽう、女優のテイラー・ラッセルやシンガーソングライターのテヤナ・テイラーなどは、ランダムなカットで動きを出したピクシーカットで、このスタイルを取り入れている。さらに、ケイト・ブランシェットやグレイシー・エイブラムスは、永遠に愛され続けるフレンチボブにしている。

テイラー・ラッセル Vittorio Zunino Celotto / Getty Images
グレイシー・エイブラムス Emma McIntyre / Getty Images

忘れてはならないのは、フレンチガールヘアは特定の質感やシルエットを指すものではないということ。その特徴である軽やかで洗練された雰囲気は、柔らかなカールを作るスタイルでも、まっすぐなストレートでも、あるいはその他のどんなスタイルでも、生み出すことができる。

2026-27秋冬コレクションで注目されたスタイルは?

ランウェイに登場したモデルたちからヒントを得るなら、特にインスピレーションを与えてくれそうなのは「クロエ」。前出のセッションスタイリストのターナーは、誰でも自宅で簡単にできるスタイルのひとつ、モダンでリラックスした雰囲気を漂わせるボーホースタイルのウェーブヘアを採用した。また、ツヤ感のあるまとめ髪やアップスタイルに挑戦したいなら、「ヴィクトリア・ベッカム」も参考になる。

Alessandro Viero / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT
launchmetrics.com/spotlight

「エフォートレスでフェミニン、それでいて洗練された印象もあるスタイルを目指しました」と話すターナーは、さらに次のように述べている。

「深めのサイドパートでメリハリを与えたスタイルも、全体の雰囲気はリラックスした雰囲気、アフターパーティの後のモデルたちのような、少し無造作な感じにしています」

「シンプルでエレガントな、少し個性を感じさせながらも、気負いのないヘアスタイルに仕上げました」

From ELLE UK

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