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【60代からの終活】これから先のお金の計画をどう立てたらいい?司法書士・太田垣章子さんに教わる!人生を輝かせるための終活の進め方

  • 2026.4.6

自分と家族の安心な未来のために始めたい終活。その基本を、専門家の解説のもと紹介します。
 
今回は、将来のお金の不安を軽減するための考え方や、おすすめの対策法を紹介します。

今回のテーマ ▶ これから先のお金の計画

現状をざっくり把握

多くの素敵世代が抱えているのが、「老後資金が足りるのか」というお悩み。この不安を解消する方法について、司法書士の太田垣章子さんに伺いました。

「不安の原因は、把握できていないこと。人は、わからないことがあると不安になるものです。将来のお金に不安を感じる人ほど、自分のお金の使い方や全体像が見えていないケースが少なくありません。だからこそ、まず必要なのは〝把握〟なのです。

最初のステップとして、出ていくお金と入ってくるお金を書き出してみましょう。食費や光熱費などの生活費、美容代、ローン、娯楽費など、日常的な支出をリストにします。合わせて、年金などの収入、貯金額、不動産などの資産についても確認します。書き出すことで、自分の経済状況が可視化されます。あくまで全体像をつかむことが目的なので、細かい計算は不要で、ざっくりとでOKです。

書き出すとよくわかる

✅ 生活費    ✅ 旅行代        ✅ 美容代     ✅ 貯金     ✅ 年金
✅ ローン ✅ サブスク代 ✅ 推し活代 ✅ 医療費

整理&ざっくり計画

全体が見えてきたら、整理すべきことを洗い出し、大まかな計画を立てます。このとき大切なのは、将来の自分を具体的にイメージすること。たとえば60代と80代では、生活スタイルもお金の使い方も大きく違いますよね。年齢を重ねれば食事量が減り、食費は下がるかもしれません。旅行や外出が減り、一方で医療費や健康維持のための支出が増えるかもしれません。

そんなふうに考えていけば、自分がこれからどうしていったらいいかという方向性は見えてくると思います。細かい計算をしなくても、これだけで不安はかなり軽減できるはずです。

今後の自分の暮らしを具体的にイメージ

● 使っていないサブスククレジットカードは解約しよう

● しばらくは推し活代は確保したいな

● 30年後、海外旅行代はいまより少なくなるはず。逆に医療費はもっとかかるかも

● 家を売ったら、そのお金でこのくらいのグレードの老人ホームに入れそう

● このくらいの複利運用を始めたら、10年後にはどのくらいの利益が出るかな

など・・・

不安解消に「運用」もおススメ

また、収入を増やして不安を多くの素敵世代が抱えているのが、「老後資金が足りるのか」というお悩み。この不安を解消する方法について、司法書士の太田垣章子さんに伺いました。

「不安の原因は、把握できていないこと。人は、わからないことがあると不安になるものです。将来のお金に不安を感じる人ほど、自分のお金の使い方や全体像が見えていないケースが少なくありません。だからこそ、まず必要なのは〝把握〟なのです。

最初のステップとして、出ていくお金と入ってくるお金を書き出してみましょう。食費や光熱費などの生活費、美容代、ローン、娯楽費など、日常的な支出をリストにします。合わせて、年金などの収入、貯金額、不動産などの資産についても確認し解消するという視点でおすすめしたいのが〝運用〟です。普通預金に預けているだけでは金利が低く、お金はほとんど増えません。

一方、投資信託やETF(上場投資信託)などで年4〜5%の利回りで複利運用ができれば、元本だけでなく増えた分にも金利がつき、時間とともに資産は育ちます。運用していれば、必要なときに〝運用益〟を使うことができますが、預金だけの場合は元本を削るしかありません。この違いは、老後の安心感に大きな差を生みます。

年金という安定収入に加えて運用資産があるかどうかで、人生後半の選択肢が広がるのです。

終活とは、すなわち人生後半戦の作戦会議。死に向けた準備というよりも、死ぬまで楽しく、自分らしく過ごすための計画です。お金については特に、早めに対策を始めて損はなく、むしろ早いほど心の余裕につながります。すべての素敵世代にいますぐ始めていただきたいです」


イラスト/鈴木衣津子 文/平井薫子
 
※この記事は、「素敵なあの人4月号【新連載】自分と家族のための“ 備え”を学ぶ 素敵世代の終活講座」に掲載された記事に掲載されたものです。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください。

この記事を書いた人  司法書士  太田垣章子さん

賃貸不動産経営管理士、合同会社あなたの隣り代表社員。“賃貸トラブル解決のパイオニア”として、家主側の訴訟代理人として賃貸滞納の明け渡し手続きを述べ約3,000 件担当。「人生100 年時代における家族に頼らないおひとりさまの終活」支援に注力し、幅広く活動。

この記事を書いた人 素敵なあの人編集部

「年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い」をテーマに、ファッション情報のほか、美容、健康、旅行、グルメなど60代女性に役立つ情報をお届けします!

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