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「私の車で何してんの?」ボンネットでお弁当を食べる見知らぬ男。→直後、男が放った“一言”に「すまんかった」【ショートドラマ】

  • 2026.4.11

見知らぬ人の行動に、思わず身構えてしまったことはありますか?「あの人、何か変だな」「もしかして不審者?」と感じた瞬間、つい警戒心が芽生えてしまう…そんな経験は、誰しも一度はあるのではないでしょうか。

感動したりスカッとしたりするショートドラマを多数発表している「ショートドラマ」の『車の見張り人』は、怪しく見えた男性の行動の理由が少しずつ明らかになっていく様子が描かれています。

【車の見張り人】他人の車の上で弁当を食う男#ショートドラマ

「えっ?私らの車の上で…」見知らぬ男性の奇妙な行動

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河川敷のそばに停められた黒い高級車。そのボンネットをテーブル代わりに、一人の男性がのんびりとお弁当を広げていました。

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しばらくして車に戻ってきたカップルは、目の前の光景に思わず足を止めます。

「えっ?私らの車の上であの人何してんの?何か食べてるやん」

彼女の目が点になりました。他人の車のボンネットでお弁当を食べるなんて、思わず驚いてしまう光景です。

彼氏も困惑した様子。ふたりはしばらく遠巻きに男性を眺めながら、どうしたものかと顔を見合わせました。

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「ちょっと気持ち悪いねんけど」

彼女がそう漏らすのも無理ありません。見知らぬ男性が自分たちの車の上で食事をしているのですから、彼女が戸惑ってしまうのも自然です。

「とりあえず、どうしたんか聞いてみようか」

彼氏がそう言い、ふたりは男性のもとへと近づいていきました。

「心配になって…」男性が語った、思いがけない理由

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「ちょっとお兄さん、こんな所で何してるんですか?」

彼氏が声をかけると、男性は食事をやめ、ばつが悪そうに「それは、すみません」と口を開きました。

「でも、ここを通りかかった時に、車の窓が開いているのが見えて。携帯もバッグも置いてあるのに、誰もいなかったんで。だから、心配になって、持ち主が帰ってくるまでここで待っていたんです」

その言葉に、ふたりは思わず顔を見合わせました。どうやら男性は怪しい目的でここにいたわけではなく、車上荒らしに遭わないようにと、持ち主が戻るまで見ていたようです。

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しかし、彼女はまだ半信半疑の様子でした。

「いやいや、怪しいてアンタ」

そう言って、彼氏の顔を不安そうに見ます。見知らぬ人の車を無償で見守る?そんな人がいるなんて信じられない。彼女はまだ半信半疑の様子です。

「車の中、何か無くなってないか確認した方がええん違う?」

しかし彼氏は、そんな彼女をなだめるようにこう言いました。

「まあまあ、ええから。とりあえず車乗っとき」

そして男性が口にした、意外なひとこと

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カップルが車に乗り込み、エンジンをかけます。男性は車の外で、ふたりを静かに見守っていました。

「ありがとう。助かったわ」

彼氏が開け放った車の窓からそう告げると、男性は少し表情を緩めました。しかし次の瞬間、彼は少し言いづらそうに口を開いたのです。

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「あのぉ…少し…お金貸してくれませんか?」

その言葉を聞いた瞬間、彼女はこう言います。

「出たほら。この人このために待ってたんやで、こんな親切、理由がなければする訳ないやん」

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しかし、「いくら貸してほしいんや?」と尋ねた彼氏に対し、男性が答えた金額は意外なほどささやかなものでした。

「500円です。電車で帰るんですけど、お腹減っちゃって、お弁当食べちゃって…。友達に頼もうにも、携帯の充電が切れちゃって」

500円!?その金額に、彼氏も彼女も驚きました。さすがに、たった500円を手にするために待ち伏せする悪人もいないでしょう。

これは本当に「単なる善意」だったのかも…と、彼女も少しずつ感じ始めていたようです。。

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「それはすまんかったなぁ。良かったらこれ、持っていって」

人の良すぎる男性に、彼氏は一万円札を2枚差し出しました。ここまでの善人はなかなかいません。彼になにかお礼をしたい…そう考えたようです。

しかし、男性はその申し出にびっくり!慌てて断りました。

「いや!こんなにもらえないですよ!本当に電車代だけで大丈夫ですって!何とかします」

男性は頑なにお金を受け取ろうとせず、その場を歩き去りました。

紙袋の中に入っていたのは…

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車が、再び男性の横に停まりました。

「おい、ちょっと待ってくれ」

彼氏の声に、男性は足を止めます。窓からは先ほどまで疑いの目を向けていた彼女が真っ直ぐな目でこちらを見ていました。

「お兄さん、さっきは疑ってごめん」

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そして彼氏が、紙袋を差し出しました。

「これ、お礼や。さっき買った食料」

食料ならば…と、男性はお礼を言って受け取ることに。

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紙袋を渡すと、車は走り去っていきます。男性は受け取った紙袋の中をそっと覗き込みました。なんとそこには、食料と一緒に何枚もの一万円札が…!

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「…まだまだ、いい人もおるもんやな」

走り去る車を見送りながら、男性は静かにそう呟きました。

「いい話だなぁ」「良いストーリー」心温まる物語にほっこり

最初は戸惑いや警戒の目を向けられていた男性でしたが、行動の理由がわかるにつれて、見え方が少しずつ変わっていきました。男性の純粋さやカップルの優しさにほっこりした方が多いようです。

見た目やその場の印象だけでは、相手の事情まではわからないこともありますよね。『車の見張り人』は、見た目や行動だけで人を判断してしまいがちな私たちに、気づきを与えてくれるような作品でしたね。



紹介作品

コンテンツ提供協力

感動したりスカッとしたりするショートドラマを多数発表しているクリエイター集団。日常を舞台に多くの人が1度は考える問題を取り扱い、質の高い作品を作り続けています。