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「あんた太りすぎじゃない?!」心無い言葉→摂食障害で体重30キロ未満になり、ICU送りとなった20代女性の壮絶な人生【作者に聞く】

  • 2026.4.1
体重が減れば正義、増えれば悪と思い込む患者さん 画像提供:ナース専科
体重が減れば正義、増えれば悪と思い込む患者さん 画像提供:ナース専科

アヤ(@aokitajimaru)さんは、看護師のエピソードを基にした漫画を「ナース専科」で連載している。今回紹介する「摂食障害と心のケア」は、過去の誹謗中傷が原因で深刻な拒食症に陥った女性と、彼女を支える看護師の葛藤を描いた作品だ。

体重30キロ未満でICUに運ばれた女性

【ナース漫画】「摂食障害と心のケア」01 画像提供:ナース専科
【ナース漫画】「摂食障害と心のケア」01 画像提供:ナース専科
02 画像提供:ナース専科
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03 画像提供:ナース専科
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看護師8年目の夏、ICUに入室してきた20代の横山さんは、心停止後という極めて深刻な状況であった。中学時代のいじめをきっかけに摂食障害を患い、20代になっても完治しないまま、体重は30キロ未満まで減少。ゼリー飲料を一口飲むことさえ困難で、飢餓状態にありながらも「体重が増えることは悪」という強迫観念に苦しみ続けていた。

横山さんはカロリー摂取を極端に恐れ、命を繋ぐための点滴すら拒絶する。看護師たちは、彼女の心を刺激しないよう「増える」「治療」といった言葉を避け、「コントロールしますね」という声掛けを徹底した。適切な言葉選びにより、彼女の心はようやく落ち着きを取り戻し始める。

誹謗中傷が奪う健やかな日常

作者のアヤさんは、摂食障害の大きな原因の一つとして、周囲の心無い一言や誹謗中傷を挙げている。人それぞれのコンプレックスに対し、他人がさらに傷を深掘りすることで、よいことは何一つ生まれないと断じる。こうした苦しみを抱える人が実在するという事実を、一人でも多くの人に知ってほしいという思いが執筆の原動力だ。

ナース専科で連載中の漫画は、すべて実際に看護師から募集したエピソードに基づいている。アヤさんのそのほかの作品も、医療現場のリアルを伝えるものばかりであるため、ぜひ読んでみてほしい。

取材協力:アヤ(@aokitajimaru)

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