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アジア系メニューの伸長が顕著「家庭の食卓トレンド調査2025」 日本能率協会総合研究所「家庭の食卓トレンド調査2025」

  • 2026.3.30

記事ポイント

  • 「家庭の食卓トレンド調査2025」で韓国料理やアジア系メニューの伸長が顕著
  • 魚介類に不足感を抱く人が7割弱、肉類は充足感9割強と対照的な結果
  • 市販の冷凍ブロッコリー利用が12年前比2.5倍に増加し冷凍野菜で1位

 

日本能率協会総合研究所が「家庭の食卓トレンド調査2025」を発表しています。

韓国料理やタイ料理などアジア系メニューの食卓への浸透が加速しており、「ヤンニョムチキン」は喫食経験が唯一10ポイント以上増加しています。

また、魚介類の不足感や冷凍ブロッコリー利用の急拡大など、家庭の食卓事情の変化が明らかになっています。

 

日本能率協会総合研究所「家庭の食卓トレンド調査2025」

 

家庭の食卓トレンド調査2025 調査概要

 

  • 調査名:家庭の食卓トレンド調査2025
  • 調査期間:2025年11月18日(火)~2025年11月28日(金)
  • 調査対象:一都三県に居住する20〜79歳の既婚女性および20〜39歳のシングル女性
  • 調査方法:郵送調査
  • 回答者数:1,500名

 

日本能率協会総合研究所は、3年に1回実施している「家庭の食卓トレンド調査」の2025年版を発表しています。

定番の味や食材に加え、新しい味・食材の食卓への浸透度を捉える調査で、世界各国のメニュー・調味料・食材について食卓への定着度を検証する内容です。

 

家庭の食卓トレンド調査2025 野菜の消費意識データ

 

好き・もう一度食べたい料理TOP3とアジア系メニューの伸長

 

40以上ある各国料理について「好き・もう一度食べたい料理」を調査したところ、「イタリア料理」が最も高く、次いで「フランス料理」「韓国・朝鮮料理」がTOP3となっています。

上位2位の「イタリア料理」「フランス料理」は10年以上前から大きな変化がみられません。

一方で「韓国・朝鮮料理」「沖縄料理」「台湾料理」「タイ料理」はいずれも10ポイント前後伸長しています。

「広東料理」「四川料理」といった中華料理の地域別分類は好意度が減少傾向にあります。

 

家庭の食卓トレンド調査2025 魚介類・肉類の消費トレンド

 

150以上ある各国メニューの中で、3年前(2022年調査)と比べて喫食経験が10ポイント以上増加したメニューは「ヤンニョムチキン」のみです。

次いで「ガパオ・ガッパオ」「魯肉飯(ルーローハン)」がいずれも8ポイント以上増加しています。

「ガパオ・ガッパオ」は2013年からの比較で30ポイント以上増加、「サムギョプサル」「浜松餃子」「カオマンガイ」も20ポイント以上の増加となっています。

全体として、ヨーロッパ・アメリカ系のメニューに比べてアジア系メニューの伸長が著しい結果です。

 

家庭の食卓トレンド調査2025 調査結果

 

新しい調味料・スパイスの購入動向

 

最近新たに購入・入手した調味料があるかどうかの調査では、2割が「ある」と回答しています。

目新しい調味料・スパイスの購入場所は「総合スーパー」「食品中心のスーパー」が6割台で最も高く、次いで「食品セレクトショップ(カルディ等)」「業務用スーパー」が続きます。

「食品セレクトショップ(カルディ等)」は30〜60代の既婚女性でいずれも3割前後、「業務用スーパー」は20代の既婚女性が4割弱と高い割合です。

 

家庭の食卓トレンド調査2025 調査結果

 

魚介類の不足感と肉類の充足感

 

魚介類と肉類について家庭の食卓での過不足感を確認したところ、対照的な結果が出ています。

魚介類は充足感が3割強、不足感が7割弱と、不足を感じている人が大きく上回っています。

一方で肉類は充足感が9割強、不足感が1割を下回る結果です。

肉類については1割が「充分足りて減らしたい」と考えていることもわかっています。

 

家庭の食卓トレンド調査2025 調査結果

 

冷凍ブロッコリーが冷凍野菜で1位に

 

よく利用する市販の冷凍野菜では「ブロッコリー」が5割弱で最も高く、次いでほぼ同率で「枝豆」「ほうれん草」と続いています。

「ブロッコリー」は2013年調査時には2割を下回っていますが、調査のたびに増加し、2025年調査でついに1位となっています。

12年前と比較すると2.5倍増という顕著な伸長です。

 

家庭の食卓トレンド調査2025 調査結果

 

2026年4月から国の「指定野菜」に追加されることもあり、今後の動向にも注目されています。

 

家庭の食卓トレンド調査2025 調査結果

 

韓国料理やタイ料理をはじめとするアジア系メニューの食卓への浸透が加速していることが、データから明確に読み取れます。

魚介類の不足感や冷凍野菜の利用拡大など、家庭の食事づくりにおける課題と工夫の両面が浮き彫りになっています。

3年ごとの定点観測により、日本の食卓トレンドの変化を具体的な数値で把握できる調査です。

日本能率協会総合研究所「家庭の食卓トレンド調査2025」の紹介でした。

 

よくある質問

 

Q. 「家庭の食卓トレンド調査2025」で喫食経験が最も伸びたメニューは何ですか?

 

A. 150以上ある各国メニューの中で、3年前と比べて喫食経験が10ポイント以上増加した唯一のメニューは「ヤンニョムチキン」です。

次いで「ガパオ・ガッパオ」「魯肉飯(ルーローハン)」が8ポイント以上増加しています。

 

Q. 冷凍ブロッコリーの利用はどのくらい増加していますか?

 

A. 市販の冷凍ブロッコリーの利用は12年前と比較して2.5倍増となっており、2025年調査では冷凍野菜の中で1位になっています。2026年4月からは国の「指定野菜」にも追加されます。

 

Q. 家庭の食卓で魚介類の不足感はどのくらいありますか?

 

A. 魚介類に不足感を抱く人は7割弱に達しています。

一方で肉類は充足感が9割強と対照的な結果で、肉類については1割が「充分足りて減らしたい」と考えています。

 

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